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ガイコツ教官と納豆を100回混ぜる「100回混ぜろ!納豆ブートキャンプ💪」|LINEの一言で動き出す電子工作

紹介した作品: 100回混ぜろ!納豆ブートキャンプ💪ProtoPedia での反響: 閲覧 5,000+ ・ ♥ 28

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100回混ぜろ!納豆ブートキャンプ💪

    3分版をリクエスト(作者キット)

    ProtoPedia の作品「100回混ぜろ!納豆ブートキャンプ💪」を2人のMCが初心者目線で紹介。LINE で「準備できました」と送ると、ガイコツの先生が目を光らせ、関西弁の喝を電光掲示板に流しながら、一緒に納豆を100回混ぜてくれる装置です。部品は小さなモーターと LED と電光掲示板、そしてネットにつながる電子工作の基板 obniz。糸で先生の手を引っ張る手作りの仕組み、親子で撮ったデモ動画、オーディエンス賞。ヒーローズ・リーグ 2021 でひげだるま賞を贈った HIGEDARUMA が、その理由を語ります。

    チャプター

    文字起こし(85行)
    BANNO
    ゆっくりばんのです。
    HIGEDARUMA
    ゆっくりひげだるまです。
    BANNO
    今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
    HIGEDARUMA
    今日紹介するのは、100回混ぜろ!納豆ブートキャンプ。
    BANNO
    納豆の、ブートキャンプ? 写真にはガイコツが写ってますけど。
    HIGEDARUMA
    そうなんです。このガイコツの先生が、隣で一緒に納豆を100回混ぜて、ずっと喝を入れてくれる装置なんですよ。
    BANNO
    納豆を混ぜるだけで、そこまでしてくれるんですね。
    HIGEDARUMA
    しかも実はこれ、私がひげだるま賞を贈った作品なんです。
    BANNO
    えっ、審査員ご本人! それは、じっくり聞かせてください。
    BANNO
    まず納豆って、よく混ぜた方がおいしい、って言いますよね。
    HIGEDARUMA
    言いますね。でも正直、途中で飽きて、適当にやめちゃいませんか?
    BANNO
    やめちゃいます。20回くらいで、もういいかなって。
    HIGEDARUMA
    作者は作品ページで、こう問いかけているんです。本当に足りないのは、栄養素や効能でしょうか、と。
    BANNO
    栄養じゃないとしたら、何が足りないんですか?
    HIGEDARUMA
    答えは、絶対に100回混ぜ切る、粘り強さ、なんです。
    BANNO
    納豆の粘りと、人の粘り強さを掛けてるんですね。うまい!
    BANNO
    ところで、このガイコツの先生、名前があるんですか?
    HIGEDARUMA
    スカル・ビリー・ブランクス先生です。
    BANNO
    あっ、昔はやった、ビリーズブートキャンプですか!
    HIGEDARUMA
    そうなんです。軍隊式のきびしい特訓で有名な、ビリー・ブランクスさんの運動プログラム。その名前と、ガイコツのスカルを掛けているんですよ。
    BANNO
    名前だけで、もう笑っちゃいますね。
    BANNO
    じゃあ実際に、どうやって使うんですか?
    HIGEDARUMA
    まず、納豆を先生の前に置きます。そしてスマホのLINEで、先生にメッセージを送るんです。
    BANNO
    なんて送るんですか?
    HIGEDARUMA
    準備できました、死ぬ気で混ぜます! です。
    BANNO
    死ぬ気で! 納豆にかける気合いじゃないですね。
    HIGEDARUMA
    すると先生から、目ぇ光らせて見とくからな! と返事が来ます。
    BANNO
    関西弁なんですね。そこから、どうなるんですか?
    HIGEDARUMA
    ガイコツの目がぴかぴか光って、先生の手が動き出して、納豆を混ぜ始めるんです。
    BANNO
    隣で、先生も一緒に混ぜてくれるんですね。
    HIGEDARUMA
    そして頭の上の電光掲示板に、喝のメッセージが流れ続けます。
    BANNO
    どんなメッセージが流れるんですか?
    HIGEDARUMA
    100回混ぜるでー、ついてこいよー、絶対に諦めるなー。
    HIGEDARUMA
    これはただの納豆じゃないで、人生そのものや、と続くんです。
    BANNO
    納豆が、人生そのもの! 励ましが、どんどん大きくなっていきますね。
    HIGEDARUMA
    そして100回混ぜ終わると、先生の手が止まります。
    BANNO
    1人だとサボる作業も、先生に見張られていると最後までやれそうです。
    BANNO
    でも、スマホのLINEで送っただけで、なんで部屋の人形が動くんですか?
    HIGEDARUMA
    ここで活躍するのが、obnizという、インターネットにつながる電子工作の基板なんです。
    BANNO
    基板、というと、部品をつなぐ板ですか?
    HIGEDARUMA
    はい。モーターやライトをつないでおくと、パソコンのプログラムから、ネット越しに動かせるんですよ。
    BANNO
    じゃあ、LINEとobnizは、どうつながるんでしょう?
    HIGEDARUMA
    LINE botという、話しかけると自動で返事をするしくみを使っています。
    HIGEDARUMA
    決まった言葉が届いたら、返事をすると同時に、obnizに、動け、と命令を出すんです。
    BANNO
    つまり、LINEの一言が、装置のスイッチになっているんですね。
    HIGEDARUMA
    まさにそうです。全体の組み立ては、こんな感じなんですよ。
    BANNO
    部品は、何を使っているんですか?
    HIGEDARUMA
    3つです。手を動かすサーボモーター、目のLED、それと、マトリクスLEDという小さな電光掲示板です。
    BANNO
    サーボモーターって、普通のモーターと何が違うんですか?
    HIGEDARUMA
    ぐるぐる回り続けるのではなく、決めた角度まで回って、ぴたっと止まるモーターなんです。
    HIGEDARUMA
    そのモーターに糸を結んで、先生の手を引っ張っているんですよ。
    BANNO
    糸で! 操り人形みたいで、手作り感がいいですね。
    BANNO
    100回って、どうやって数えているんですか?
    HIGEDARUMA
    プログラムで、0.5秒ごとにモーターの角度を切り替えて、手を1回動かします。それを100回で止めるんです。
    BANNO
    0.5秒に1回で100回だと、だいたい何秒ですか?
    HIGEDARUMA
    計算すると、およそ50秒です。1分弱、先生と一緒に混ぜ続けるわけですね。
    BANNO
    1分弱なら、ちょうどいい特訓の長さですね。
    HIGEDARUMA
    見た目にも工夫があります。基板と配線は黒い箱の裏側にまとめてあって、表から見ると、先生だけが立っているように見えるんですよ。
    BANNO
    細かいところで、ほかにこだわりはありますか?
    HIGEDARUMA
    納豆の選び方です。使ったのは、ふわりんやわらか納豆。理由は、パソコンの近くに置きたくなかった、なんです。
    BANNO
    ああ、パソコンのそばだと、においやねばねばが気になりますもんね。
    HIGEDARUMA
    作品ページのコメントにも、こんな声がありました。ガイコツ絶対納豆食わんやろ、って。
    BANNO
    確かに! 食べられない人が、一番熱く指導してるんですね。
    BANNO
    デモ動画には、作者の娘さんも出てくるんですよね。
    HIGEDARUMA
    そうなんです。ただ娘さん、ガイコツの方をあまり見ないんですよ。
    BANNO
    コメントでも、きっと怖いからですよ、ってツッコまれてましたね。
    HIGEDARUMA
    この作品は、短い期間で作品を作って発表し合うハッカソンというイベントで、オーディエンス賞も取っています。見ていた人たちが選ぶ賞なんです。
    BANNO
    会場のみんなを、一番笑わせたってことですね。
    BANNO
    では、審査員のひげだるまさん。どうして、この作品に賞を贈ったんですか?
    HIGEDARUMA
    デモ動画です。子どもは、思うように動いてくれない。親の苦労が、よくわかる動画だったんです。
    BANNO
    作品の出来だけじゃなく、作っている家族の姿まで伝わってきたんですね。
    HIGEDARUMA
    講評には、ぜひ次も、親の苦労が見えるデモ動画を見せてください、と書きました。
    BANNO
    作者の沖中さんは、どんな方なんですか?
    HIGEDARUMA
    ゼロからプログラミングを学び始めた方なんです。それまでは、ものづくりとは無縁だと思っていた、と書いています。
    BANNO
    未経験から、ここまで作れるようになったんですね。
    HIGEDARUMA
    ヒーローズ・リーグの賞の品には、お子さんにプレゼントしてください、というメッセージが添えられていました。作者は後に、それに感動した、と書いています。
    BANNO
    娘さんの頑張りも、一緒に評価されたんですね。
    BANNO
    作ったのは、沖中さんです。
    HIGEDARUMA
    作品ページと関連の記事は、概要欄にリンクをまとめておきますね。
    BANNO
    では、今日の一歩。家の中で、つい途中でやめちゃう面倒なことを、1つ思い浮かべてみてください。
    BANNO
    歯みがきでも、片付けでも。誰にどんな言葉で励まされたら最後までやれるか、考えてみるんです。
    HIGEDARUMA
    作ってみたくなったら、まずはLINEで話しかけると返事をするボットから。そこにモーターを1つ足せば、もう立派な先生です。
    BANNO
    面倒なことも、笑いに変えれば続けられる。私も、何か作ってみたくなりました。
    BANNO
    さて、今日紹介したのは、ガイコツの先生と一緒に納豆を100回混ぜる、100回混ぜろ!納豆ブートキャンプでした。
    HIGEDARUMA
    次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

    クレジット

    紹介した作品
    100回混ぜろ!納豆ブートキャンプ💪
    ライセンス: CC BY 4.0
    ※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
    声
    BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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