0:00 / 0:00
白いカボチャに顔が浮かび、指輪で魔法が飛ぶ「魔法のカボチャを守れ!」|子どもの目の色が変わったハロウィンの手づくりゲーム
ProtoPedia の作品「🎃「魔法のカボチャ」を守れ!🎃」を2人のMCが初心者目線で紹介。テーブルに置いた真っ白なカボチャに、天井のプロジェクターで顔を映し、子どもが魔法の指輪にさわると魔法が飛んで、カボチャを狙うクモやコウモリを追い払うハロウィンのゲームです。守る時間は30秒、倒すと1ポイント。指輪にふれた瞬間に子どもたちの目の色が変わった当日の様子から、Makey Makey とブロックプログラミング(TurboWarp)、背景を黒くするコツ、本物っぽく気持ち悪く動くクモへのこだわりまで。
チャプター
0:00オープニング0:20ハロウィンの魔法ゲーム0:58子どもになったつもりで2:49ハロウィン当日3:41プロジェクションマッピング5:36こだわりはクモの動き6:33きっかけ7:32開発素材8:22エンディング
文字起こし(84行)
- BANNO
- ゆっくりばんのです。
- HIGEDARUMA
- ゆっくりひげだるまです。
- BANNO
- 今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
- HIGEDARUMA
- 今日紹介するのは、🎃「魔法のカボチャ」を守れ!🎃
- BANNO
- ハロウィンにぴったりのタイトルですね。どんな作品なんですか?
- HIGEDARUMA
- 魔法の指輪に魔力を込めて、やってくるモンスターから、魔法のカボチャを守るゲームなんです。
- BANNO
- 魔法の指輪? 本当に魔法が出るんですか?
- HIGEDARUMA
- 出るんですよ。テーブルの上を、ちゃんと飛んでいきます。作ったのは、toshima66さんです。
- BANNO
- まずは、どんなふうに遊ぶのか見てみたいです。
- HIGEDARUMA
- 大きなテーブルに、何も描いていない真っ白なカボチャが置いてあります。
- HIGEDARUMA
- そのカボチャに、ぼんやり顔が浮かび上がるんです。
- BANNO
- 白いカボチャに顔が! それだけで、ちょっとゾクッとしますね。
- BANNO
- そこに、物語があるんですよね。
- HIGEDARUMA
- はい。舞台は魔法使いの館。毎年この時期になると、カボチャのお化けが、クモやコウモリを連れて、魔法のカボチャを奪いに来るんです。
- HIGEDARUMA
- 遊ぶ子どもは、魔法使いの小さな弟子。指輪に魔力を込めて、カボチャを守ってくれ、と頼まれます。
- BANNO
- 弟子に任命されるところから始まるんですね。子どもはうれしいですよ、これ。
- BANNO
- それで、魔法はどうやって出すんですか?
- HIGEDARUMA
- 手元に指輪が置いてあって、そこに指でふれるだけです。
- HIGEDARUMA
- ふれると音が鳴って、テーブルの上を魔法が飛んでいく。当たったクモやコウモリは追い払われます。
- BANNO
- ルールも決まっているんですか?
- HIGEDARUMA
- カボチャを守る時間は、1回30秒です。
- HIGEDARUMA
- モンスターを倒すと1ポイント。カボチャを奪われると、マイナス1ポイントなんです。
- BANNO
- 30秒なら、小さい子でも最後まで集中できますね。
- HIGEDARUMA
- そして、合計のポイントで、魔法使いのランクが5段階で決まります。
- HIGEDARUMA
- 4ポイント以下なら見習い。20ポイント以上で、伝説の魔法使いです。
- BANNO
- 伝説の魔法使い! 呼ばれてみたいですね。
- HIGEDARUMA
- しかも、ランクによって、魔法使いからもらえるプレゼントが変わるんですよ。
- BANNO
- 物語があって、短い挑戦があって、ごほうびがある。遊びの組み立てが本当に上手です。
- BANNO
- 実際に、子どもたちに遊んでもらったんですよね?
- HIGEDARUMA
- はい。ハロウィンのイベントで遊んでもらったそうです。その遊び方の説明で、印象的なことがあったと書いています。
- BANNO
- どんなことですか?
- HIGEDARUMA
- 指輪にふれて、音が鳴って、魔法が飛び出した瞬間。子どもたちの、目の色が変わったそうなんです。
- BANNO
- うわあ、その顔、想像できます。
- HIGEDARUMA
- 作者は、本当の魔法が見えているようで、すごくかわいかったし、うれしかった、と振り返っています。
- HIGEDARUMA
- それに、景品でもらった指輪を、次の週につけてきてくれた子もいたそうです。
- BANNO
- 次の週も! 魔法がその日だけで終わらずに、ずっと続いていたんですね。
- BANNO
- 私もイベントを作る仕事をしていますけど、これは一番うれしい反応ですよ。
- BANNO
- でも、カボチャに顔を映すのって、プロジェクションマッピングですよね? 難しそうです。
- HIGEDARUMA
- 物の形に合わせて映像を映して、物そのものの色や顔が変わったように見せる演出ですね。
- HIGEDARUMA
- 大きな建物に映すのと同じ考え方の、小さい版なんです。作者自身も、簡単なプロジェクションマッピング、と書いています。
- BANNO
- どんな仕組みになっているんですか?
- HIGEDARUMA
- 天井に映写機、つまりプロジェクターを付けて、真下のテーブルに向けて映しています。
- HIGEDARUMA
- 白いカボチャは、映した顔や色がちょうど乗る場所に、置いてあるんです。
- BANNO
- カボチャを動かすんじゃなくて、映す場所に合わせて置くんですね。
- BANNO
- じゃあ、指輪はどうなっているんですか?
- HIGEDARUMA
- Makey Makeyという小さな基板を使っています。
- HIGEDARUMA
- 果物や金属みたいに、電気が少し通る物をつなぐと、それにさわるだけで、パソコンのキーを押したことにできるんです。
- HIGEDARUMA
- 指輪にふれると、魔法を撃つキーが押される。そういうつなぎ方なんですよ。
- BANNO
- 指輪が、キーボードのボタンになっているんですね。それなら私にも分かります。
- BANNO
- ゲームそのものは、何で作ったんですか?
- HIGEDARUMA
- スクラッチという、ブロックを並べてプログラムを作る、子ども向けのプログラミングがあるんです。
- HIGEDARUMA
- そのスクラッチの作品を動かせる、TurboWarpという兄弟みたいなソフトで作っています。
- BANNO
- どうして、スクラッチそのままじゃないんですか?
- HIGEDARUMA
- 背景を黒くするため、だそうです。ここが、映す作品のコツなんですよ。
- HIGEDARUMA
- 黒い所は、プロジェクターから光が出ません。だから、カボチャの顔やクモだけが、テーブルに浮かんで見えるんです。
- BANNO
- なるほど。白い四角い光がテーブルに出ていたら、魔法の気分が台なしですもんね。
- HIGEDARUMA
- 僕が好きなのは、ここからなんです。作者は、技術的には難しいことはしていない、と書いています。
- HIGEDARUMA
- でも、クモの動きにはこだわった。本物っぽく、気持ち悪く動くように、調整したそうなんです。
- BANNO
- 気持ち悪く、がこだわりなんですね。
- HIGEDARUMA
- スクラッチで作るのは少し苦労したけれど、意外とシンプルな作りで、リアルに動かせたそうです。
- HIGEDARUMA
- しかも、テーブルに手を出すと、手の上にもクモが映って、走るんですよ。
- BANNO
- ひえー、それは本当にいやです。
- HIGEDARUMA
- 実際、本気で気持ち悪がっている子もいて、作者は、リアルにできたと実感して、うれしかったそうです。
- BANNO
- 怖がってもらえて、うれしい。ハロウィンならではですね。
- HIGEDARUMA
- 道具は簡単なままで、力を入れる所を一つ決めて磨く。作り手として、見習いたい所なんです。
- BANNO
- そもそも、どうしてこれを作ろうと思ったんでしょう?
- HIGEDARUMA
- ハロウィンのイベントで、子どもたちに遊んでもらうゲームを作ろう、と思ったのが始まりです。
- HIGEDARUMA
- それと、プロジェクションマッピングを、一度やってみたかったそうです。
- BANNO
- ハロウィンと、ゲームと、プロジェクションマッピング。やりたいことを、全部まとめたんですね。
- HIGEDARUMA
- カボチャに顔を映すアイデアには、ヒントがあるんです。
- HIGEDARUMA
- 近所の子どもたちが、落ち葉で顔を作って遊んでいたのを見て、思いついたそうです。
- BANNO
- すてき。子どもの遊びから、子どものための遊びが生まれたんですね。
- HIGEDARUMA
- それから、子どもの頃に誰もが一度はあこがれる、魔法を使うことを、実現したかったそうです。
- BANNO
- 物語の冊子まで作って、世界に入り込めるようにしていますもんね。
- BANNO
- この作品は、ヒーローズ・リーグ2021に出ていて、配信番組のプロトペディアの時間でも紹介されました。
- HIGEDARUMA
- 使われている道具は、この2つです。あとは、プロジェクターとパソコンですね。
- BANNO
- 作者は、toshima66さん。
- BANNO
- 今日できる、いちばん小さな一歩です。
- HIGEDARUMA
- 無料のスクラッチを開いて、スペースキーを押すと星が飛ぶ、それだけのプログラムを作ってみてください。
- HIGEDARUMA
- このゲームの魔法も、根っこは、キーを押すと飛ぶ、なんです。
- BANNO
- それができたら、家にある白い箱に映してみたり、キーを指輪に変えてみたり。
- BANNO
- 子どもと一緒にやったら、今年のハロウィン、ちょっと特別になりそうですね。
- BANNO
- さて、今日紹介したのは、指輪で魔法を飛ばしてカボチャを守る、🎃「魔法のカボチャ」を守れ!🎃でした。
- HIGEDARUMA
- 次回の作品でも、ゆっくりしていってね。
クレジット
紹介した作品声
あなたの作品も、動画で紹介します
ProtoPedia の作品ページの URL を送るだけで、夜のうちに紹介動画に仕上げます。対象は CC BY 4.0 の作品です。
動画をリクエストする


