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話しかけると「にゃん」で答える卓上ロボット「電気ネコ」|ChatGPTに小さな体をあげる方法

紹介した作品: 電気ネコProtoPedia での反響: 閲覧 680+ ・ ♥ 4

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電気ネコ

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    ProtoPedia の作品「電気ネコ」を2人のMCが初心者目線で紹介。手のひらサイズのネコ型ロボットに話しかけると、ChatGPT の頭脳で考えて「にゃん、こんにちは。どうしたにゃん?」と声で返事をしてくれます。台座の中には Wi-Fi 付きの小さなコンピューター ESP32、マイク、スピーカー、首と体を動かすモーター。考える仕事は Google Colab に立てた「ロボットセンター」に任せ、ネコは聞く・話す・動くだけ。だから小さく作れて、何匹でも同じセンターにつなげ、中身のアプリを替えれば接客・介護・教育・エンタメにも使えます。コードや3Dプリントの外装データは GitHub で公開されています。

    チャプター

    文字起こし(66行)
    BANNO
    ゆっくりばんのです。
    HIGEDARUMA
    ゆっくりひげだるまです。
    BANNO
    今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
    HIGEDARUMA
    今日紹介するのは、電気ネコ。
    BANNO
    かわいい!青いネコ耳の帽子をかぶった、小さなお人形みたいですね。
    HIGEDARUMA
    机の上にちょこんと置ける、小さなロボットなんです。でもこの子、しゃべるんですよ。
    BANNO
    しゃべる?話しかけたら、返事をしてくれるんですか?
    HIGEDARUMA
    はい。しかも、ネコらしく、語尾に「にゃん」を付けて答えてくれるんです。
    BANNO
    それは聞いてみたいです。実際に、どんなふうに話すんでしょうか。
    HIGEDARUMA
    作者さんのデモ動画があるんです。まず、頭のてっぺんのネジに指で触れます。
    BANNO
    ネジ?あの、頭に付いている銀色のネジですか?
    HIGEDARUMA
    そうです。あのネジがスイッチになっていて、触ると「聞く準備」に入るんですよ。
    HIGEDARUMA
    そこで「こんにちは」と話しかけると、ネコの返事は「にゃん、こんにちは。どうしたにゃん?」
    BANNO
    どうしたにゃん、って!かわいすぎますね。
    HIGEDARUMA
    次は、少しまじめな質問です。「ロボットの研修が成功する秘訣を教えて」。
    BANNO
    おお、急に難しい質問。ネコは何て答えたんですか?
    HIGEDARUMA
    「研修の成功の秘訣には、熱心さと根気強さが大切にゃん」。
    BANNO
    ちゃんと中身のある答え!なのに最後は、にゃん。
    HIGEDARUMA
    答えを考えているのは、ChatGPTなんです。そこに、ネコの話し方を足しているんですね。
    BANNO
    なるほど。同じ答えでも、ネコに言われると、すっと入ってきますね。
    BANNO
    パソコンの画面に文字を打つより、ずっと話しやすそうです。
    HIGEDARUMA
    話している間は、目の明かりがチカチカ光るんです。しゃべっているように見えるんですよ。
    BANNO
    聞いてる、考えてる、話してる、が見て分かるのはいいですね。
    BANNO
    でも、こんなに小さな体のどこに、仕掛けが入っているんでしょうか。
    HIGEDARUMA
    この写真が分かりやすいんです。右のネコは、白い台座の中身が見えていますね。
    HIGEDARUMA
    中に入っているのは、まず、Wi-Fiが付いた小さなコンピューター。ESP32です。
    BANNO
    Wi-Fi付き、ということは、パソコンにつながなくてもいいんですか?
    HIGEDARUMA
    そうなんです。ネコ1匹だけで、家のWi-Fiにつながるんですよ。
    HIGEDARUMA
    ほかに、声を聞くマイクと、声を出すスピーカーも、この小さな台座に入っているんです。
    BANNO
    うなずいたりもするんですか?
    HIGEDARUMA
    はい。決めた角度までピタッと回るモーターが2つ入っていて、首を上下に、体を左右に動かせます。
    BANNO
    うなずいたり、体をゆらしたり。それだけで、ぐっと生き物っぽくなりますね。
    BANNO
    でも不思議です。あんなに難しい質問に、この小さな体で答えを考えているんですか?
    HIGEDARUMA
    そこがこの作品の上手なところなんです。実は、ネコの中では考えていないんですよ。
    BANNO
    えっ、考えていない?じゃあ、どこで考えているんですか。
    HIGEDARUMA
    この図を見てください。上の大きな四角が、作者さんの言う「ロボットセンター」です。
    HIGEDARUMA
    Google Colabは、ブラウザで動かせる、Googleの無料の実行場所です。
    HIGEDARUMA
    そこに立てた、考える役のコンピューターなんですよ。
    BANNO
    つまり、ネコは耳と口で、頭脳は別の場所にある、ということですか?
    HIGEDARUMA
    まさにそうです。ネコが聞いた声をセンターに送って、センターがChatGPTで答えを考えます。
    HIGEDARUMA
    考えた答えは声になって、ネコに戻ってきます。ネコはそれをしゃべるだけなんです。
    BANNO
    図の真ん中に、赤と青の箱が2つずつありますね。
    HIGEDARUMA
    赤が声の通り道、青が「うなずいて」「光って」という命令の通り道です。
    HIGEDARUMA
    声と命令を分けておけば、しゃべっている途中でも、うなずく命令を送れます。そのための工夫だと思います。
    BANNO
    なるほど。重たい仕事を外に任せたから、体をここまで小さくできたんですね。
    HIGEDARUMA
    そうなんです。個人で作るロボットだと、この分け方はすごく効くんですよ。
    BANNO
    図の下には、青いネコと赤いネコ、2匹がいますね。
    HIGEDARUMA
    1つのセンターに、何匹でもつなげる作りなんです。頭脳を1匹ずつ買わなくていいんですよ。
    BANNO
    こっちの写真も気になります。荷台にネコが4匹乗って、運ばれていますよ。
    HIGEDARUMA
    車輪の付いた別のロボットが、引っぱっているんです。ネコの群れのお引っ越しですね。
    BANNO
    図のいちばん上には、接客、介護、教育、エンタメ、と書いてありますね。
    HIGEDARUMA
    センターの中身、つまりアプリを入れ替えれば、ネコの役目を変えられる、という作者さんの考えです。
    BANNO
    お店の受付で「いらっしゃいにゃん」とか、おばあちゃんの話し相手とか。想像が広がりますね。
    BANNO
    ロボットが苦手な人でも、ネコの姿なら、話しかけてみようかなと思えそうです。
    HIGEDARUMA
    見た目と話し方で、話しかけるハードルを下げる。そこがこの作品の大事なところだと思います。
    BANNO
    作ったのは、浅野秀平さん。お一人での制作です。
    HIGEDARUMA
    浅野さんは、腹巻き型のデバイスや、懐中電灯で動かすロボットも作っている方なんです。
    BANNO
    2024年12月の、Mashup Awardの20周年記念展示会にも出展されました。
    HIGEDARUMA
    使っている主な素材は、ESP32と、Google Colabです。
    HIGEDARUMA
    しかも、プログラムや3Dプリンターで作る外側のデータが、GitHubで公開されているんです。
    BANNO
    じゃあ、いきなりロボットを作れなくても、まず何から始めたらいいでしょうか。
    HIGEDARUMA
    今日なら、ChatGPTに「語尾に、にゃん、を付けて答えて」と頼んでみてください。
    HIGEDARUMA
    それだけで、電気ネコの話し方を体験できます。体の作り方は、GitHubの中身を眺めるところからです。
    BANNO
    それなら今すぐできますね。自分だけの話し相手、作ってみたくなりました。
    BANNO
    さて、今日紹介したのは、話しかけると「にゃん」で答える卓上ロボット、電気ネコでした。
    HIGEDARUMA
    次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

    クレジット

    紹介した作品
    電気ネコ
    作者: 浅野秀平
    ライセンス: CC BY 4.0
    ※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
    声
    BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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