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書いた記事からモンスターを召喚「ポスモン 〜Qiita Edition〜 v0.1」|いいねが攻撃力、文字数が防御力に

紹介した作品: ポスモン 〜Qiita Edition〜 v0.1ProtoPedia での反響: 閲覧 960+ ・ ♥ 13

ProtoPedia の作品「ポスモン 〜Qiita Edition〜 v0.1」を2人のMCが初心者目線で紹介。技術記事の投稿サイト Qiita の記事の URL を貼って「召喚」を押すと、お絵描きAI(Stable Diffusion)が記事からモンスターを描き、読まれた回数・いいね・文字数・コメント・ストックがステータスになるWebアプリです。召喚の様子、文字数が「ぼうぎょ」になる理由、2つの道具だけで動く仕組み、校正ツールの予定から遊びに変えた発想の転換、CD からモンスターが生まれる往年のゲームの記憶まで。

チャプター

文字起こし(82行)
BANNO
ゆっくりばんのです。
HIGEDARUMA
ゆっくりひげだるまです。
BANNO
今日もProtoPediaから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
HIGEDARUMA
今日紹介するのは、ポスモン 〜Qiita Edition〜 v0.1。
BANNO
ポスモン。なんだか、どこかで聞いたことのある響きですね。
HIGEDARUMA
ポストのポス、つまり投稿と、モンスターのモンなんです。
BANNO
投稿とモンスター?どうつながるんでしょうか。
HIGEDARUMA
自分が書いた記事から、モンスターが生まれるんですよ。
BANNO
記事がモンスターに!今日はその召喚の話ですね。
BANNO
まず、どんな記事が使えるんですか?
HIGEDARUMA
Qiitaという、エンジニアが技術の記事を投稿して教え合うサイトの記事です。
BANNO
ブログの、プログラミング版みたいなものですね。
HIGEDARUMA
そうなんです。画面には「QiitaのURLを貼ってね」という欄がひとつだけ。
HIGEDARUMA
記事のアドレスを貼って、「召喚」ボタンを押すだけなんですよ。
BANNO
押すと、何が出てくるんですか?
HIGEDARUMA
作者が自分の記事で試したら、アメコミの表紙みたいなモンスターが現れたんです。
BANNO
アメコミ!筋肉もりもりで、なかなか強そうですね。
HIGEDARUMA
絵の横には、ゲームのキャラクターの強さを表す数字、ステータスが並びます。
HIGEDARUMA
このモンスターは、HPが8万590。こうげきは599でした。
BANNO
HP8万!それって、どうやって決まるんでしょうか?
HIGEDARUMA
記事の人気で決まるんです。画面の下には、他の人のモンスターも並ぶんですよ。
BANNO
友だちのモンスターと見比べたくなりますね。
BANNO
記事の人気で決まる、ってどういうことですか?
HIGEDARUMA
ステータスは5つあって、どれも記事の数字から決まるんです。
HIGEDARUMA
HPは、記事が読まれた回数。こうげきは、いいねの数です。
BANNO
たくさん読まれて、いいねされた記事ほど強いんですね。
HIGEDARUMA
とくしゅはコメントの数。すばやさは、あとで読むために保存された数です。
BANNO
残りのひとつ、ぼうぎょは何なんですか?
HIGEDARUMA
ぼうぎょは、記事の文字数なんですよ。
BANNO
文字数が守りの強さ?ちょっと意外な組み合わせですね。
HIGEDARUMA
作者のスライドには、「文章量が多い記事は、きっとマサカリを気にしてる」と書いてあるんです。
BANNO
マサカリ?
HIGEDARUMA
ネットで飛んでくる、厳しいツッコミのことです。間違いを書くと、すぐに指摘が飛んでくるんですよ。
BANNO
なるほど!ツッコまれないように丁寧に長く書く人は、守りが固いと。
HIGEDARUMA
そうなんです。発表を見ていた人のチャットにも、「防御のパラメータわかりみがある」と書かれていました。
BANNO
書く人なら、思わずうなずいちゃう話なんですね。
BANNO
でもこれ、強くしたかったら、記事をたくさん書くしかないですよね。
HIGEDARUMA
まさにそれが狙いです。作者は「強いポスモンを作るためには記事を書く必要がある」と呼びかけています。
HIGEDARUMA
さらに、タイプ相性で勝てないライバルに勝つには、自分が苦手な技術にも触れよう、とも。
BANNO
苦手な分野の記事も書いてみよう、ということですね。ゲームの言葉で言われると、やる気が出ます。
BANNO
これ、作るのはすごく大変だったんじゃないですか?
HIGEDARUMA
それが、使っている道具は大きく2つだけなんです。QiitaのAPIと、Stable Diffusionです。
BANNO
どちらも初めて聞く言葉です。APIって何でしょうか?
HIGEDARUMA
サイトのデータを、別のプログラムから取り出すための窓口なんです。お店の注文カウンターのようなものですよ。
HIGEDARUMA
記事のアドレスを渡すと、いいねの数や文字数を返してくれるんです。
BANNO
その数字を、ステータスに置き換えているわけですね。
BANNO
もうひとつのStable Diffusionは?
HIGEDARUMA
文章で指示すると、絵を描いてくれるAIです。2022年の夏に誰でも使える形で公開されて、大きな話題になりました。
HIGEDARUMA
この作品が作られたのは、その2か月ほど後。できたての道具を、すぐ遊びに使ったんですね。
BANNO
どんな指示で絵を描かせているんですか?
HIGEDARUMA
そこは作品ページに書かれていないんです。強さの細かい計算式も非公開でした。
HIGEDARUMA
作者も、どんなモンスターが出るかはお楽しみ、と書いています。
BANNO
ガチャみたいに、出るまで分からないのも楽しいですね。
HIGEDARUMA
既にある道具を2つつなげて、1画面のウェブアプリにする。個人開発でも十分届く大きさなんですよ。
BANNO
そもそも、なぜ記事をモンスターにしようと思ったんでしょうか?
HIGEDARUMA
作者は、スクールを運営しているんです。
HIGEDARUMA
もともとは、学生が書いた記事のチェックを自動にしたくて、文章の間違いを見つける校正の仕組みを作るつもりでした。
BANNO
それが、どうしてモンスターに?
HIGEDARUMA
作者いわく、「校正ツールを作るのは面白みに欠ける」。
HIGEDARUMA
そこで、校正ツールを作りつつ、遊べる仕組みにしてみたそうなんです。
BANNO
正直ですね!でも、チェックされるより、モンスターが育つほうが、書く側もうれしいです。
BANNO
モンスターを召喚する、という発想はどこから来たんですか?
HIGEDARUMA
昔のゲーム、モンスターファームです。CDを読み込ませると、モンスターが生まれるゲームなんですよ。
BANNO
うわあ、懐かしい!家じゅうのCDを試したくなるやつですね。
HIGEDARUMA
作者のスライドにも、当時はめずらしいモンスターが出るCDを貸し借りする文化があった、と書かれています。
BANNO
そのCDが、今度は自分の書いた記事になったんですね。
HIGEDARUMA
発表を見ていた人のチャットでも、「記事のタイプ相性」に笑いが起きていました。
HIGEDARUMA
作品ページにも、「面白い!バーコードバトラーみたい!」というコメントが届いています。
BANNO
商品のバーコードを読み込ませて戦わせる、あの昔のおもちゃですね。同じわくわくを感じた人がいたんですね。
BANNO
作者は、この作品にどんな願いを込めたんでしょうか?
HIGEDARUMA
「みんなの記事投稿など、アウトプットがもっと加速されるといい」と書いています。
BANNO
書くのが面倒な作業から、続けたくなる遊びに変わる。それがいちばんの価値ですね。
BANNO
作ったのは、菅原のびすけさん。ひとりで全部作ったんですよね。
HIGEDARUMA
はい。ヒーローズ・リーグ2022のオンライン・ハッカソンに出した作品です。
HIGEDARUMA
将来は、noteやZennという別の投稿サイトの版や、動画の版も考えているそうです。
BANNO
名前のQiita Editionには、続きの版を作る余地があったんですね。
BANNO
作品ページとポスモンのリンクは、概要欄に置いておきますね。
BANNO
では、今日の一歩。短くていいので、今日覚えたことを記事にひとつ書いてみてください。
HIGEDARUMA
Qiitaに書いた人は、そのアドレスでモンスターを召喚してみましょう。最初のポスモンとの出会いです。
BANNO
作りたい人は、好きなゲームの仕組みを、身の回りの数字に当てはめてみてください。歩いた歩数がHP、なんていうのも楽しそうです。
BANNO
さて、今日紹介したのは、書いた記事からモンスターを召喚する、ポスモン 〜Qiita Edition〜 v0.1でした。
HIGEDARUMA
次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

クレジット

紹介した作品
ポスモン 〜Qiita Edition〜 v0.1
作者: 菅原のびすけ
ライセンス: CC BY 4.0
※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
声
BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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