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毎朝7時、技術記事がラジオで届く「Tech Post Cast」|面倒くさがりが作った全自動AIラジオ

紹介した作品: Tech Post CastProtoPedia での反響: 閲覧 640+ ・ ♥ 6

ProtoPedia の作品「Tech Post Cast」を2人のMCが初心者目線で紹介。話題の Qiita 記事を、AI の司会者が毎朝7時に5〜10分のラジオ番組にして届けるサービスです。記事選びから台本・声・配信まで人の手を使わず、2025年元日から約640日休まず続く仕組みと、技術用語の読み間違いと向き合った声へのこだわり。ProtoPedia Award 2025 ひげだるま賞を贈った HIGEDARUMA が、その理由を語ります。

チャプター

文字起こし(66行)
BANNO
ゆっくりばんのです。
HIGEDARUMA
ゆっくりひげだるまです。
BANNO
今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
HIGEDARUMA
今日紹介するのは、Tech Post Cast。話題の技術記事を、毎朝ラジオにして届けてくれるサービスなんです。
BANNO
記事がラジオに?読むんじゃなくて、耳で聴けるってことですか。
HIGEDARUMA
そうなんです。実はこれ、私がひげだるま賞を贈った作品なんですよ。
BANNO
えっ、審査した本人!推しポイントを、たっぷり聞かせてもらわないと。
BANNO
でも正直、技術記事って、読みたいのに読めないんですよね。
HIGEDARUMA
ですよね。毎日たくさん出るので、時間も足りないし、どれを読めばいいかも迷うんです。
BANNO
「あとで読む」に入れたまま、ずっと溜まっていくやつですね。
HIGEDARUMA
作者の加川さんも、もともと通勤電車で記事を読むのが習慣だったそうで。
BANNO
あ、在宅勤務になって、その時間が消えちゃったとか?
HIGEDARUMA
まさにそれなんです。だったら「読む」を「聴く」に変えよう、と。
BANNO
目がふさがっていても、耳は空いてますもんね。発想の転換だ。
BANNO
具体的には、いつ、どんなふうに届くんですか?
HIGEDARUMA
毎朝7時に、新しい回が届きます。題材はQiitaの人気記事です。
BANNO
キータ、というのは?
HIGEDARUMA
エンジニアが、調べたことや作ったものを記事にして公開する投稿サイトなんです。
BANNO
その人気記事を、ラジオで紹介してくれるんですね。長さはどれくらいですか?
HIGEDARUMA
1回が5分から10分。1つの記事を、だいたい1分にまとめて話してくれます。
BANNO
1分なら、朝の散歩や皿洗いのあいだに、何本も聞けちゃいますね。
HIGEDARUMA
しかも記事ごとに、チャプターという目次が付いていて、興味のない記事は飛ばせるんです。
BANNO
本の目次みたいに、聞きたいところへ一気にジャンプ。親切ですね。
HIGEDARUMA
スポティファイなど、音声番組を聴ける4つのアプリでも配信されていますよ。
BANNO
いつものアプリで聴けるなら、新しく何か入れなくていいのは助かりますね。
BANNO
でも、毎朝ですよね。誰かが早起きして作ってるんですか?
HIGEDARUMA
そこが一番すごいところで。人の手は、一切使っていないんですよ。
BANNO
ええっ、全部自動ですか!
HIGEDARUMA
作者いわく、自分はとても面倒くさがりで、毎日手で作り続ける自信がない、と。
BANNO
面倒くさがりだからこそ、全部まかせる仕組みにしたわけですね。
HIGEDARUMA
流れはこうです。まず決まった時刻に、目覚まし役のプログラムが起きる。
BANNO
目覚まし役。そのあとは?
HIGEDARUMA
人気記事を集めて、生成AIという文章を書くAIが、要約して台本にします。
BANNO
AIが台本係なんですね。声はどうするんですか?
HIGEDARUMA
文字を声に変える、音声合成で読み上げます。そこにBGMや、話の区切りに鳴る短い音楽、ジングルを重ねるんです。
BANNO
そこまでできたら、あとは届けるだけ、ですか。
HIGEDARUMA
はい。アプリに新しい回を知らせて、SNSのXへの「出ました」の投稿まで自動です。
BANNO
料理でいえば、買い出しから配達まで、全部ロボット任せって感じですね。
HIGEDARUMA
その通りです。2025年の元日に始まって、2026年10月の時点で約640日。一日も休んでいないんですよ。
BANNO
640日!人間だったら、絶対どこかで寝坊してます。
BANNO
ラジオって、声も大事ですよね。そこにこだわりはありますか?
HIGEDARUMA
ありますね。最初はOpenAIの声を使っていて、抑揚があってラジオっぽかったそうです。
BANNO
いいじゃないですか。それで何か問題が?
HIGEDARUMA
新しい技術用語を、読み間違えるんです。間違って読まれると、内容が頭に入ってこない。
BANNO
たしかに、知らない言葉を変な読み方されたら、余計に分からなくなりますね。
HIGEDARUMA
だから、読み方を指定できる音声合成に乗り換えた。きれいさより、正確さを選んだんですよね。
BANNO
聞く人のことを考えた選択ですね。そこ、ぐっときます。
HIGEDARUMA
実は私たちも合成音声なので、読み間違いとの戦いは他人事じゃないんですよ。
BANNO
確かに!いま聞いてる皆さんも、うなずいてるかもしれませんね。
HIGEDARUMA
いまは、司会のポステルと専門家のジョン、2人の掛け合いモードもあります。
BANNO
ポステルって、変わった名前ですね。
HIGEDARUMA
インターネットの土台を作った、ジョン・ポステルという技術者が由来なんです。
BANNO
エンジニアへの敬意が、名前にまで込められてるんですね。
BANNO
では審査員としてのひげだるまさん。どうしてこの作品に賞を贈ったんですか?
HIGEDARUMA
AIの時代は、新しいことを学び続けるしかない。でも、それがなかなか続かないんです。
BANNO
わかります。気合いだけだと、三日坊主ですもんね。
HIGEDARUMA
それを、1日10分から、しかも全自動で叶えてくれる。そこに惚れました。
BANNO
審査のときも、もう毎日配信してたんですよね。
HIGEDARUMA
はい、当時で180回以上。いまは約640日です。このアワードのテーマは、ぼくのかんがえたさいきょうの〇〇。この安定こそ、さいきょうだと思います。
BANNO
受賞後も止まらずに続いてる。それが一番の証明ですね。
BANNO
作ったのは、加川澄廣さん。企画から開発まで、ひとりで手がけています。
HIGEDARUMA
作り方を書いた記事も公開されているので、概要欄にまとめておきますね。
BANNO
では今日の一歩。音声アプリで「Tech Post Cast」と検索して、明日の朝7時の回を1回だけ聞いてみてください。
HIGEDARUMA
もう一歩いくなら、毎日くり返している面倒を1つ書き出してみる。それが自動化の種になりますよ。
BANNO
さて、今日紹介したのは、毎朝技術記事をラジオにして届けてくれる、Tech Post Castでした。
HIGEDARUMA
次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

クレジット

紹介した作品
Tech Post Cast
作者: Sumihiro Kagawa
ライセンス: CC BY 4.0
※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
声
BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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