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ノートを撮ればギャル先生が教えてくれる「Neureka!」|中学生が作った、テスト勉強の「わかる」を速くするAIアプリ

紹介した作品: Neureka! - 教材生成とAI学習パートナーによる理解支援サービス ProtoPedia での反響: 閲覧 1,700+ ・ ♥ 24

ProtoPedia の作品「Neureka! - 教材生成とAI学習パートナーによる理解支援サービス」を2人のMCが初心者目線で紹介。ノートや教科書の写真から、ギャル先生と男子生徒が掛け合うポッドキャスト・要約・暗記カードをAIが作り、AIに質問したりAIに教えたりしながら「わかる」を深めるアプリです。作者は中学生の大平直輝さん。公民のノート8ページで5時間かかっていた勉強が30分になった仕組みと、プロンプトの作り込み・音声を分けて同時に作る工夫まで。

チャプター

文字起こし(79行)
BANNO
ゆっくりばんのです。
HIGEDARUMA
ゆっくりひげだるまです。
BANNO
今日もProtoPediaから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
HIGEDARUMA
今日紹介するのは、Neureka! 教材生成とAI学習パートナーによる理解支援サービスです。
BANNO
ニューレカ。勉強のアプリ、ですか?
HIGEDARUMA
はい。ノートの写真を撮るだけで、AIが聞いて分かる教材を作ってくれるんです。
HIGEDARUMA
作ったのは、大平直輝さん。2025年の秋の時点で、中学3年生なんですよ。
BANNO
中学生!しかも、ノート8ページに5時間かかっていた勉強が、30分になったそうですね。
HIGEDARUMA
今日は、その仕掛けを見ていきます。
BANNO
そもそも、勉強のどこに5時間もかかっていたんですか?
HIGEDARUMA
公民の定期テストです。ノート8ページ分を、暗記カードを作りながら理解するのに、約5時間かかったそうです。
BANNO
暗記カード。表に問題、裏に答えを書くカードですね。
HIGEDARUMA
そうです。で、作者が困っていたのは、覚える前の「わかる」の部分なんです。
HIGEDARUMA
たとえば歴史なら、出来事の流れをつかむこと。英語なら、文法の仕組みを飲み込むこと。
BANNO
あー、わかってないまま丸暗記すると、すぐ忘れちゃいますもんね。
HIGEDARUMA
しかも学校のノートは、先生独自の内容なので、ネットで調べても答えが少ないんですよ。
BANNO
受験勉強なら参考書がありますけど、定期テストは自分で何とかするしかない。
HIGEDARUMA
実は作者、もともと暗記がとても苦手だったそうなんです。
HIGEDARUMA
でも中学校のiPadに入っていた暗記カードのアプリ、Quizletに出会って、変わったんです。
HIGEDARUMA
これさえ覚えれば大丈夫、というセットができることに、感動したそうです。
BANNO
それで、自分でも勉強のアプリを作りたくなったんですね。
HIGEDARUMA
はい。最初は、暗記カードを自動で作るアプリを作っていました。ところが、壁にぶつかるんです。
BANNO
自動で作れるなら、便利そうですけど?
HIGEDARUMA
時間は減ります。でも、自分でカードを作りながら得ていた「わかる」が、なくなってしまったんです。
BANNO
なるほど…作る手間そのものが、勉強になっていたんですね。
HIGEDARUMA
そこで作者は、わかるところそのものを、AIで手伝おうと決めたんです。
BANNO
じゃあ、実際の使い方を教えてください。
HIGEDARUMA
まず、ノートの写真をアップロードします。すると画面の左に元のノート、右にAIが作った教材が並ぶんです。
HIGEDARUMA
勉強は3段階。1つ目が、全体をつかむ。2つ目が、理解を深める。3つ目が、必要なら暗記カードです。
BANNO
1つ目の、全体をつかむ、は何を使うんですか?
HIGEDARUMA
ポッドキャスト、つまりラジオ番組のような音声です。これがちょっと変わっていて。
HIGEDARUMA
しゃべるのは、ギャル先生と、真面目な男子生徒の2人なんですよ。
BANNO
ギャル先生!?どんなふうに教えてくれるんですか?
HIGEDARUMA
生徒が、ポピュリズムってどういう意味ですか、と聞くんです。するとギャル先生が。
HIGEDARUMA
ナイス質問!みんなの、こうなったらいいなーって気持ちに、マジで直接訴えかける政治のやり方のことなんだよね、と。
BANNO
あはは、教科書の言葉が、一気に自分の言葉になりますね!
HIGEDARUMA
しかも名前を入れておくと、ギャル先生がその名前で呼びかけて、質問もしてくるんです。
BANNO
名前を呼ばれたら、聞き流せないですね。
HIGEDARUMA
音声はダウンロードできて、倍速でも聞けます。今しゃべっている部分の文字が光るので、目でも追えるんですよ。
BANNO
通学の電車で、耳で予習できますね。これは学生さんうれしいですよ。
HIGEDARUMA
それから要約の文章もあります。ノートを整理し直した文章と、内容が正しいかの確認、そして、なるほどコラムです。
BANNO
なるほどコラム?
HIGEDARUMA
たとえば、海の境目の12海里って、どうやって決まったのか。そんな小話を作ってくれるんです。
BANNO
へえ、理由が分かると、数字も覚えやすいですね。
BANNO
2つ目の、理解を深める、はどうするんですか?
HIGEDARUMA
ノートを読み込んだAIに、チャット、つまり文字のやりとりで何でも質問できます。さらに面白いのが、AI対話です。
HIGEDARUMA
今度はAIが生徒役になって、学習者に、これってどういうこと?と質問してくるんです。
BANNO
えっ、こっちが先生になるんですか?
HIGEDARUMA
そうなんです。人に教えると、自分の理解も深まる。この勉強法を、AI相手にできるようにしたんですよ。
BANNO
確かに、説明しようとすると、わかってない所がはっきりしますもんね。
HIGEDARUMA
最後の3つ目が、暗記カード。自動で作れて、QuizletやAnkiといった普段のアプリにも持っていけます。
BANNO
わかってから覚える。順番がちゃんと考えてあるんですね。
BANNO
ここで仕組みを教えてください。写真から、どうやってこれを全部作るんですか?
HIGEDARUMA
まず、AIが写真を読んで、整理された文章に直します。頭脳は、ChatGPTです。
HIGEDARUMA
その文章を土台にして、ラジオも暗記カードも作るんです。写真のままより、文字にしたほうがAIは正確に作れるんですよ。
BANNO
最初にきれいなノートを作り直すんですね。ギャル先生は、どうやって作ったんですか?
HIGEDARUMA
AIへの指示文、プロンプトと呼ぶんですが、これを細かく作り込んだんです。
HIGEDARUMA
自分のことを何と呼ぶか、語尾、ギャルっぽい言い回しや言葉選びまで、全部指示しているんですよ。
BANNO
キャラを作り込むのも、技術なんですね。
HIGEDARUMA
もう一つの工夫が、待ち時間です。長い原稿を音声にすると、ふつうは2、3分待たされるんです。
BANNO
勉強しようと思ってるのに、3分待つのはつらいですね。
HIGEDARUMA
そこで原稿を短いフレーズに分けて、同時に音声にしたんです。それで、待ち時間を約9割減らしました。
BANNO
1人で全部読むんじゃなくて、手分けして読む感じですね。
HIGEDARUMA
まさにそうです。使った技術は、ChatGPT API、Next.js、React、TypeScript。
HIGEDARUMA
AIの部分は呼び出して使うだけ。ほかは、ウェブアプリを作る定番の道具なんですよ。
BANNO
それで、結果はどうだったんですか?
HIGEDARUMA
作者が同じ公民のテスト範囲で使ったら、理解して暗記カードを作り終えるまでが、5時間から30分になったんです。
BANNO
4時間半も浮いた!その時間で何をしてほしい、というのはあるんですか?
HIGEDARUMA
作者は、浮いた時間を、人間にしかできない創造的なことや、今しかできない経験に使ってほしい、と書いています。
BANNO
中学生がそれを言うの、かっこいいですね。
BANNO
コンテストでも評価されているんですよね。
HIGEDARUMA
ヒーローズ・リーグ2025で特別賞。未踏ジュニアでは、スーパークリエータに認定されています。
HIGEDARUMA
運営さんが一番気に入ったのは、未来のデザインの中にも、遊び心を忘れない点、だそうです。
BANNO
ギャル先生ですもんね。作品ページと関連リンクは、概要欄に置いておきますね。
BANNO
では、今日の一歩。明日、ノートを1ページだけ選んでください。
BANNO
その内容を、家族か友だちに、3行で説明してみる。説明につまった所が、まだわかっていない所です。
HIGEDARUMA
相手がいなければ、チャットのAIに、生徒役になって質問して、と頼むだけでも試せますよ。
BANNO
さて、今日紹介したのは、ギャル先生と一緒に「わかる」を速くする勉強アプリ、Neureka!でした。
HIGEDARUMA
次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

クレジット

紹介した作品
Neureka! - 教材生成とAI学習パートナーによる理解支援サービス
作者: 大平直輝
ライセンス: CC BY 4.0
※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
声
BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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