スマホを触らせない勉強ランプ「Study Link」|高校生が挑む集中デバイス
ProtoPedia の作品「Study Link」を2人のMCが初心者目線で紹介。予定の時間に自動で勉強モードへ切り替わり、スマホを台に置かせて触らせない――その仕組みと、非力なRaspberry PiでAI会話を成立させた工夫、Pepper's Ghostのホログラムまで。高校3年生チームの開発作です。
チャプター
文字起こし(47行)
- BANNO
- ゆっくりばんのです。
- HIGEDARUMA
- ゆっくりひげだるまです。
- BANNO
- 今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
- HIGEDARUMA
- 今日紹介するのは、Study Link。勉強中、スマホを触らせないデスクライト型の装置なんですよ。
- BANNO
- スマホを触らせない…!机に向かってもつい触っちゃう、あれを止めてくれるんですか。
- HIGEDARUMA
- そうなんですよ。しかも作ったのが、高校3年生のチームなんです。
- BANNO
- 高校生ですか!それは続きが気になります。じっくり見ていきましょう。
- HIGEDARUMA
- まず、ねらった困りごとから。スマホの刺激が強すぎて集中が続かない、時間の管理も難しい。
- BANNO
- わかります。ちょっとだけ、のつもりが、気づけば30分溶けてますもんね。
- HIGEDARUMA
- Study Linkは、登録した予定の時間になると、自動で勉強モードに切り替わるんです。
- BANNO
- おお、時間が来たら、ランプが自分から光って、さあ勉強だよ、と教えてくれるんですね。
- HIGEDARUMA
- そして勉強と睡眠の間は、スマホを台に置きっぱなしにする決まりにしてあって。
- BANNO
- 置きっぱなし。もし、こっそり持ち上げたら、どうなるんですか?
- HIGEDARUMA
- アラームが鳴るんですよ。持ち上げた瞬間に、ピピッと。
- BANNO
- うわ、逃げ道がない。触らせない、を仕掛けで作ってるのが潔いですね。
- HIGEDARUMA
- さらに、霊夢やずんだもんみたいなキャラと、声で会話もできるんです。
- BANNO
- 勉強の相棒がいる感じですね。ひとりだと、寂しくてついスマホ、になりますし。
- HIGEDARUMA
- 見た目をあえて普通のデスクライトにしたのも工夫で。毎日使い続けてほしいからなんですよ。
- BANNO
- たしかに、机にあって当たり前の形だと、自然と続けられそうですね。
- BANNO
- ここからは中身ですよね。予定の時間に勝手に始まるって、どう作ってるんでしょう。
- HIGEDARUMA
- アプリで予定を入れると、予定の保管庫に保存される。ランプはそこを定期的に見に行くんです。
- BANNO
- なるほど、保管庫を覗いて、時間が来たら勉強モード。予定の入力はどうやるんですか?
- HIGEDARUMA
- ランプの画面にQRコードが出るので、スマホで読むだけ。同じWi-Fiなら、すぐ繋がります。
- BANNO
- 持ち上げたら鳴る、は、どうやって気づいてるんですか?
- HIGEDARUMA
- NFCっていう、かざして読み取る近距離通信です。交通系ICと同じしくみで、スマホの有無を見てます。
- BANNO
- あの改札のピッ、が見張り役なんですね。賢い使い方だなあ。
- HIGEDARUMA
- 頭脳は手のひらサイズの小型パソコン、Raspberry Pi。ただ、これが3世代も前で、なかなか非力で。
- BANNO
- 非力だと、AIとの会話みたいな重い処理は厳しそうですけど…どうしたんですか?
- HIGEDARUMA
- そこがうまくて。重い仕事は、ネットの向こうのコンピュータ、いわゆるクラウドに任せ、しゃべる部分だけ手元で動かすんです。
- BANNO
- 役割分担ですね。重いところは外に出して、古い機械でもサクサク会話、と。
- HIGEDARUMA
- そうなんですよ。だから3世代前の本体でも、待たされない会話ができるんです。
- BANNO
- それと、ホログラムも入れる予定だとか。あの、空中に浮くやつですか?
- HIGEDARUMA
- そうです。Pepper's Ghostっていう昔ながらの手品で。透明な板に映像を映して浮かせるんです。
- BANNO
- ディズニーのお化け屋敷で見るやつですね。あれ、家にある材料でできるんですか?
- HIGEDARUMA
- スマホとアクリル板、それと3Dプリンターで作った家型のキットで再現できるんですよ。
- BANNO
- 最後に、これ作った高校生チーム、すごい背景があるんですよね。
- HIGEDARUMA
- 最初は地味な電子ペーパーの予定表だったんです。でも展示でインパクト不足、と作り直して。
- BANNO
- そこから、AIとホログラムとデスクランプの合体、に化けたわけですね。
- HIGEDARUMA
- AIを使うかでチームの意見も割れたんですが、実際に動かしてみて、誤解が解けたそうで。
- BANNO
- 手を動かして納得する、って一番強いやつですね。偉いなあ。
- HIGEDARUMA
- 出展はDigiKey Make ONE Challenge 2026。4人の高校生が、いまも開発を続けています。
- BANNO
- 応援したくなりますね。作り方を知りたい人向けのリンクも、あるんですよね?
- HIGEDARUMA
- はい。Raspberry PiとChatGPTで会話を作る記事など、概要欄にまとめておきますね。
- BANNO
- では今日の一歩。勉強の間だけ、スマホを手の届かない所に物理的に置く。今日からマネできますよ。
- HIGEDARUMA
- 置くだけ、ですからね。Study Linkの一番おいしいところは、タダで真似できます。
- BANNO
- さて、今日紹介したのは、スマホを触らせてくれない勉強ランプ、Study Linkでした。
- HIGEDARUMA
- 次回の作品でも、ゆっくりしていってね。
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