「あの作品なんだっけ」をAIが探す「protopedia-mcp」|ProtoPediaをおしゃべりで検索
ProtoPedia の作品「protopedia-mcp」を2人のMCが初心者目線で紹介。Claude などの AI に話しかけるだけで、ProtoPedia の作品を探したり、傾向をまとめたりできるようにする道具(MCP サーバー)です。うろ覚えの「ホイールなんとか」から作品にたどり着く実例、AI に渡す前に結果を薄く整える工夫、あえて読むだけにした安全設計、そしてこの道具から生まれた分析サイトまで。この番組の下調べにも使っている道具を紹介します。
チャプター
0:00オープニング0:20AIと話すだけで作品が探せる0:58面倒なことはAIに1:47うろ覚えから「Wheel of Death」へ3:22MCP=AIの道具の差し込み口4:39AIに渡す前に薄く整える6:11道具から生まれた分析サイト7:03今日できる最小の一歩7:53エンディング
文字起こし(76行)
- BANNO
- ゆっくりばんのです。
- HIGEDARUMA
- ゆっくりひげだるまです。
- BANNO
- 今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
- HIGEDARUMA
- 今日紹介するのは、protopedia-mcp。AIとおしゃべりするだけで、ProtoPediaの作品を探せる道具なんです。
- BANNO
- ProtoPediaを探す道具、ですか。わたしたちにとっては、ど真ん中の話題ですね。
- HIGEDARUMA
- そうなんです。実はこの番組の下調べにも、使わせてもらっているんですよ。
- BANNO
- えっ、いつもお世話になってる道具!今日はしっかり紹介しないと。
- BANNO
- でも、作品探しって、そんなに困ることありますか?
- HIGEDARUMA
- ありますよ。何か作る前に、似たものを誰かもう作ってないかな、と調べたくなるんです。
- BANNO
- ああ、それはイベントの企画でもよくあります。ただ、名前を覚えてないと困るんですよね。
- HIGEDARUMA
- そうなんです。たしか円い物の上をロボットが走る作品で、名前はホイールなんとか、みたいな。
- BANNO
- うろ覚えだと、サイトの検索窓では、まず見つからないですね。
- HIGEDARUMA
- 作者の栗原さんも、もっとざっくり、いろんな角度から探したい、と思ったそうです。
- BANNO
- それで、どうしたんですか?
- HIGEDARUMA
- AIは調べものが得意。だから、面倒なことはAIにやってもらおう、と。
- BANNO
- 実際には、どんなふうに探してくれるんですか?
- HIGEDARUMA
- さっきの、ホイールなんとか、をそのままClaudeに話しかけてみます。
- BANNO
- Claudeというのは、話しかけると答えてくれるAIですよね。
- HIGEDARUMA
- はい。まずAIが、ホイールという言葉で探します。でも、違う作品ばかり出てくる。
- BANNO
- あら、外れちゃった。
- HIGEDARUMA
- そこで諦めないんです。似た作品を作った作者に目をつけて、その人の作品を探し直す。
- BANNO
- 人間の探偵みたいですね。それで見つかったんですか?
- HIGEDARUMA
- はい。Wheel of Death。小さなロボットが、回る大きな輪の上で走る作品でした。
- BANNO
- ホイールなんとか、だけで、そこまでたどり着くんだ。すごいですね。
- HIGEDARUMA
- 調査も頼めます。ソレノイドを使った完成作品の傾向をまとめて、と頼むと。
- BANNO
- ソレノイド、というのは?
- HIGEDARUMA
- 電気を流すと、棒をガチャッと押したり引いたりする部品です。
- BANNO
- なるほど。それを使った作品を、全部調べてくれるんですか?
- HIGEDARUMA
- 完成した作品だけに絞って、18件。ソレノイドを使うコンテストの影響が大きい、とレポートにしてくれました。
- BANNO
- 人が手でやったら半日仕事ですよ。賞の傾向と対策、なんて聞き方もできるんですか?
- HIGEDARUMA
- できます。作品説明にも、ある賞の受賞作品を集めて、傾向と対策を出す、という例が載っているんですよ。
- BANNO
- そもそも、作品名にあるMCPって何なんですか?
- HIGEDARUMA
- AIに、外の道具を持たせるための差し込み口です。USBみたいなものだと思ってください。
- BANNO
- USBなら、形が決まってるから、どのパソコンにも挿せますね。
- HIGEDARUMA
- まさにそれです。形が共通なので、Claude以外の対応したAIでも使えるはず、と作者は書いています。
- BANNO
- じゃあ、protopedia-mcpは、何の道具なんですか?
- HIGEDARUMA
- AIとProtoPediaの間に立つ、通訳です。自分のパソコンの中で動きます。
- BANNO
- 通訳。AIが何か頼むと、代わりに聞きに行ってくれる感じですか?
- HIGEDARUMA
- はい。ProtoPediaにはデータを取り出す窓口、APIがあって、そこへ問い合わせます。
- BANNO
- AIに渡す道具は、たくさんあるんですか?
- HIGEDARUMA
- それが3つだけ。作品を探す、1つを詳しく見る、部品の正式な名前を調べる。
- BANNO
- ちなみに、この画像の例。ばんのさんの作品を見せて、って、わたしの名前が出てますね。
- HIGEDARUMA
- 気づきました?今度、ご自分の作品も探してみてください。
- BANNO
- 3つだけで、さっきみたいな探偵ができるのが不思議です。
- HIGEDARUMA
- そこに工夫があるんです。結果をAIに渡す前に、薄く整えているんですよ。
- BANNO
- 薄く整える、というと?
- HIGEDARUMA
- AIが一度に覚えておける量には限りがあって、作業机みたいなものなんです。
- BANNO
- 机が書類で埋まると、仕事にならないですもんね。
- HIGEDARUMA
- 作品の詳しい説明は、とても長いことがある。だから一覧では省いて、20件並べても机があふれないようにしているんです。
- BANNO
- 詳しく知りたい1件だけ、あとで取り出すわけですね。賢い。
- HIGEDARUMA
- もう1つ。ProtoPediaの検索は、名前が一文字も違わないと見つからないんです。
- BANNO
- えっ、それじゃあ、うろ覚えには一番弱いじゃないですか。
- HIGEDARUMA
- だから、正式な名前を先に調べる道具がある。あとはAIが言い換えを何度も試すんです。
- BANNO
- 弱点を、AIの粘り強さで補ってるんですね。
- HIGEDARUMA
- 逆に、わざと作らなかった機能もあります。データを書き換える操作です。
- BANNO
- できたほうが便利そうですけど、どうしてですか?
- HIGEDARUMA
- AIが勘違いして、大事なデータを消したら困る。だから読むだけにしたんです。
- BANNO
- 任せる範囲を決めておく。人にお仕事を頼むときと同じですね。
- HIGEDARUMA
- しかもプログラムは、ぜんぶで470行ほど。この小ささで、ここまでできるんですよ。
- BANNO
- 作った道具で、何か生まれたものはあるんですか?
- HIGEDARUMA
- 公開から約2週間で、作者自身がこれを使って、分析サイトを作っています。
- BANNO
- 分析サイト、ですか?
- HIGEDARUMA
- ヒーローズ・リーグというものづくりコンテストの、賞ごとの傾向と対策をまとめたサイトです。
- BANNO
- 賞の傾向と対策!出場する人には宝の地図じゃないですか。
- HIGEDARUMA
- ProtoPediaの全6,201作品、3,144人の作り手を対象に、統計まで出しているんですよ。
- BANNO
- 道具を作ったら、すぐ次の作品が生まれる。いい流れですね。
- HIGEDARUMA
- 作るきっかけは、なぜ私はビンゴに負け続けるのか、だったそうですけどね。
- BANNO
- ふふ、悔しさが原動力!その気持ち、すごく分かります。
- BANNO
- 作ったのは、栗原一貴さんです。
- HIGEDARUMA
- 入れ方は、GitHubの説明に書いてあります。リンクは概要欄にまとめておきますね。
- BANNO
- 設定って、難しくないですか?
- HIGEDARUMA
- 作者いわく、よく分からなければAIに聞いてください、丁寧に教えてくれます、と。
- BANNO
- では今日の一歩。たしかこんな作品あったな、を1つ思い出して、ひとことで書き出してみてください。
- HIGEDARUMA
- もう一歩いくなら、その一言をAIに渡す。作品探しが、ちょっとした宝探しになりますよ。
- BANNO
- さて、今日紹介したのは、AIとおしゃべりするだけでProtoPediaの作品を探せる、protopedia-mcpでした。
- HIGEDARUMA
- 次回の作品でも、ゆっくりしていってね。
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