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あのスタックチャンが戦車になって撃ち合う「スタンクチャン」|当たると『イテッ』、子どもが本気で遊べる赤外線バトル
ProtoPedia の作品「スタンクチャン」を2人のMCが初心者目線で紹介。手のひらサイズのお話しロボット『スタックチャン』を、キャタピラで走る戦車型のラジコンにして、机の上で赤外線を撃ち合って対戦できるようにした作品です。テレビのリモコンと同じ見えない光で撃つ仕組み、子どもがガシガシ触っても壊れない玩具としてのこだわり、そして1年近くの製作の発信が仲間を呼んだ話まで。M5Stack Japan Creativity Contest 2022 第1位、ヒーローズ・リーグ 2022 スタックチャン賞。
チャプター
0:00オープニング0:20スタックチャンが戦車に!?1:01ボタンで砲撃1:59赤外線=リモコンの見えない光3:00しっかり遊べる玩具を作る!4:12M5Stackコンテスト 第1位5:36今日できる最小の一歩6:13エンディング
文字起こし(54行)
- BANNO
- ゆっくりばんのです。
- HIGEDARUMA
- ゆっくりひげだるまです。
- BANNO
- 今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
- HIGEDARUMA
- 今日紹介するのは、スタンクチャン。あのスタックチャンが、戦車型のラジコンになった作品なんです。
- BANNO
- スタックチャンって、手のひらに乗る、小さなお話しロボットですよね。
- HIGEDARUMA
- そうです。設計図もプログラムも公開されていて、誰でも作れるロボットです。その顔のまま、キャタピラで走るんですよ。
- BANNO
- かわいい顔で、戦車。このギャップ、ずるいですね。私も前に、ユーチューブで紹介させてもらいました。
- HIGEDARUMA
- 遊び方から見ていきましょう。片手で持つ、ジョイスティック型のコントローラーで走らせます。
- BANNO
- ピストルみたいな形ですね。走らせて、そのあとは?
- HIGEDARUMA
- ボタンを押すと、砲撃できます。机の上で、相手のスタンクチャンを狙って撃ち合うんです。
- BANNO
- 当たったら、どうなるんですか?
- HIGEDARUMA
- 顔の目が、バツ、バツになるんです。動画では、イテッ、って文字まで出ます。
- BANNO
- イテッ、って!かわいすぎます。当てたほうも、うれしくなっちゃいますね。
- HIGEDARUMA
- 作者がこだわったのが、まさにそこなんです。撃つ、隠れる、当てられる、をしっかり楽しめるように、と。
- BANNO
- 隠れる、もあるんですね。物の陰に隠れて、すきを狙うとか。
- HIGEDARUMA
- そうなんです。そのために、音、光、振動、表情の変化。演出に、とにかくこだわったそうです。
- BANNO
- そもそも、何を撃っているんですか?たまが出るわけじゃないですよね。
- HIGEDARUMA
- 赤外線です。テレビのリモコンと同じ、目に見えない光なんです。
- BANNO
- リモコンの光!じゃあ、テレビのチャンネルを変えるみたいに、相手に光を当てるんですね。
- HIGEDARUMA
- まさに。頭の部品から赤外線を出して、相手の頭にある、光を受け取る部品に当たったら、命中です。
- BANNO
- でも、光がちょっとずれたら、当たらなさそう。
- HIGEDARUMA
- そこも工夫があって。受け取る部品のまわりの、反射する鏡の形を、計算して最適にしてあるんです。
- BANNO
- おもちゃなのに、そこまで計算してるんですか!
- HIGEDARUMA
- 頭脳は、M5Stackという、画面のついた小さなコンピューターです。顔の表情も、この画面に出しているんですよ。
- BANNO
- コントローラーとは、どうやってつながっているんですか?
- HIGEDARUMA
- ワイファイのルーターを使わずに、機械どうしが直接やり取りする仕組みを使っています。
- BANNO
- 見れば見るほど、お店で売っていそうな仕上がりですね。
- HIGEDARUMA
- 実際、コメント欄にも、お店で売っていそう、という声がありました。作者の返事は、しっかり遊べる玩具を作る!が目標です、と。
- BANNO
- 玩具として、どんなところにこだわったんですか?
- HIGEDARUMA
- 3つあります。1つ目は、誰でも遊べること。片手で直感的に動かせて、電池も簡単に交換できます。
- BANNO
- 子どもと遊ぶとき、電池交換が面倒だと、すぐ止まっちゃいますもんね。
- HIGEDARUMA
- 2つ目が、さっきの、撃つ、隠れる、当てられる。3つ目が、子どもがガシガシ触っても、壊れないことです。
- BANNO
- 子どもって、本当に容赦なく触りますからね。どうやって壊れないようにしたんですか?
- HIGEDARUMA
- モーターに無理な力がかかったら、空回りして守る仕掛けを入れています。体は、3Dプリンターで頑丈に作っているんです。
- BANNO
- 部品を並べると、こんなにたくさん。全部、遊ぶ人のための工夫なんですね。
- HIGEDARUMA
- 見た目の元は、ししかわさんのスタックチャン。それを、走って撃ち合える玩具に作り変えたわけです。
- BANNO
- コンテストでは、どうだったんですか?
- HIGEDARUMA
- M5Stackのコンテストで、第1位です。社長のジミーさんが、メイカー精神が非常に高いレベルで実現されている、と評価しています。
- BANNO
- 作っている会社の社長から、そこまで言われるなんて。
- HIGEDARUMA
- ヒーローズ・リーグでは、スタックチャン賞。作者は1年近く、作る様子をツイッターで発信し続けていたんです。
- BANNO
- 1年も!見ている人には、それがヒントになりますね。
- HIGEDARUMA
- 講評でも、写真や動画の投稿が、設計のヒントになる、形になった瞬間の喜びが伝わってくる、と書かれています。
- BANNO
- 発信が、仲間を呼んだりもしたんですか?
- HIGEDARUMA
- しました。しげきさんという方が、スタンクチャンと戦わせたい、と、対戦用のロボットを作ったんです。
- BANNO
- ライバルが現れた!実際に戦ったんですか?
- HIGEDARUMA
- Maker Faire Kyoto 2023の会場で、本家スタンクチャンとの対戦が実現しています。
- BANNO
- 1台の作品から、遊び仲間が増えていく。ものづくりの、いちばん楽しいところですね。
- HIGEDARUMA
- 作者は、今後は頭の部分を入れ替えて遊びたい、ゴム鉄砲や、クレーンやショベルカーも作りたい、と動画で話しています。
- BANNO
- 重機版スタンクチャン。見てみたいです!
- HIGEDARUMA
- 作者は、お一人で作っています。作品ページには、藤沢駅近くのロボリンクで常設展示する、とも書かれていました。
- BANNO
- では今日の一歩。テレビのリモコンの先を、スマホのカメラで写しながら、ボタンを押してみてください。
- HIGEDARUMA
- 目には見えない赤外線が、画面の中でぽっと光って見えることがあります。スタンクチャンが撃っているのは、その光なんですよ。
- BANNO
- さて、今日紹介したのは、スタックチャンを、撃ち合える戦車に変えた、スタンクチャンでした。
- HIGEDARUMA
- 次回の作品でも、ゆっくりしていってね。
クレジット
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