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押すたびに知らない作品と出会う「無限ProtoPedia」|気付けば夜更け、朝ぼらけ
ProtoPedia の作品「無限ProtoPedia」を2人のMCが紹介。ボタンを押すたびに ProtoPedia の作品がランダムに1枚ずつ出てくる Web アプリです。検索では出会えない作品との偶然の出会い、キーボードやプレイリスト自動再生などの遊び方、作品の一覧を手元に置いてすぐ出す仕組み、「開発こそが無限だった罠」という作者の熱量と ProtoPedia賞の受賞まで紹介します。
チャプター
0:00オープニング0:20ボタン1つで、作品と出会う1:17PROTOTYPE ボタンを押すだけ2:106,000件を超える作品3:13Enter で1枚追加4:22API=作品データの公式の窓口5:47開発こそが無限だった罠7:20ボタンを1回、押してみる7:58エンディング
文字起こし(82行)
- BANNO
- ゆっくりばんのです。
- HIGEDARUMA
- ゆっくりひげだるまです。
- BANNO
- 今日もProtoPediaから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
- HIGEDARUMA
- 今日紹介するのは、無限ProtoPedia。
- BANNO
- 無限、ですか。何が無限なんでしょう?
- HIGEDARUMA
- ボタンを押すたびに、ProtoPediaの作品がランダムに1枚ずつ出てくるんです。
- HIGEDARUMA
- それを、どこまでも続けられる。だから無限なんですよ。
- BANNO
- なるほど、作品のガチャみたいなものですね。
- HIGEDARUMA
- まさにそれです。作者のキャッチコピーが、またいいんですよ。
- HIGEDARUMA
- 仕事中のおさぼりから、寝酒のお供に。気付けば夜更け、朝ぼらけ。
- BANNO
- 朝ぼらけって、夜が明けてくる頃ですよね。ちょっとのつもりが朝まで、ということですか。
- HIGEDARUMA
- そうなんです。それくらい止まらない、という作品なんですよ。
- BANNO
- 実際には、どんな画面なんでしょうか?
- HIGEDARUMA
- 最初は、ほぼ真っ白です。画面の下に、プロトタイプというボタンがあるんです。
- HIGEDARUMA
- これを押すと、作品のカードが1枚出てきます。もう1回押すと、もう1枚。
- BANNO
- 押した数だけ、カードが増えていくんですね。
- HIGEDARUMA
- はい。カードには、作品名と一言の説明、写真、それにイベントや受賞まで載っています。
- BANNO
- 1枚見るだけで、どんな作品か、ざっくり分かるんですね。
- HIGEDARUMA
- 気になったら、そのカードからProtoPediaの作品ページを開けます。
- BANNO
- 通勤中に、スマホでも見られますか?
- HIGEDARUMA
- 見られます。スマホの小さい画面でも、操作しやすく作られているんです。
- HIGEDARUMA
- ホーム画面に置けば、アプリのように開けますよ。
- BANNO
- でも、ProtoPediaには検索もありますよね。ランダムだと、何がいいんでしょうか?
- HIGEDARUMA
- ProtoPediaには、いま6千件を超える作品が載っているんです。
- HIGEDARUMA
- 検索は便利ですけど、自分が思いつく言葉でしか探せないんですよ。
- BANNO
- たしかに。知らない分野の作品は、そもそも名前が浮かびませんね。
- HIGEDARUMA
- そうなんです。ランダムなら、自分では選ばない作品にも、ばったり出会えるんです。
- BANNO
- 本屋さんで、たまたま手に取った本が面白かった。あの感じですね。
- HIGEDARUMA
- まさにそれです。作品ページには、大学の先生からのコメントもあるんですよ。
- HIGEDARUMA
- 毎年ゼミで、ProtoPediaから好きな作品を選んで紹介する課題を出しているそうです。
- HIGEDARUMA
- でも、作品探しに苦労していたんですって。
- HIGEDARUMA
- それで、来年からはこちらを活用したい、と書いています。
- BANNO
- 探すのが大変、というのは学生さんも同じでしょうね。入口になってくれるのはありがたいですね。
- BANNO
- パソコンだと、何か違う楽しみ方はありますか?
- HIGEDARUMA
- キーボードで操作できるんです。エンターキーを押すと、1枚追加。
- HIGEDARUMA
- 押しっぱなしにすると、カードがどんどん増えていきます。
- BANNO
- 押しっぱなし!それは、止まらなくなりますね。
- HIGEDARUMA
- ほかにも、プレイリスト再生という遊び方があるんです。
- BANNO
- プレイリストって、音楽みたいに、ですか?
- HIGEDARUMA
- はい。見せたい作品を順番に並べたリストを、先に作っておくんです。
- HIGEDARUMA
- そのURLを開くだけで、作品が自動で次々に表示されます。
- HIGEDARUMA
- たとえば、ヒーローズ・リーグの予選の第一部。その12作品を、続けて流せるんです。
- BANNO
- イベントの会場で流しておいたり、自分の作品集を見せたりもできそうですね。
- HIGEDARUMA
- さらに、ProtoPedia全体を分析する、観測所という画面まであるんですよ。
- HIGEDARUMA
- 今日が登録日の、誕生日の作品や、今日生まれたばかりの新しい作品が並ぶんです。
- BANNO
- 作品に誕生日があるなんて、かわいいですね。
- BANNO
- では、裏側はどうなっているんでしょうか?
- HIGEDARUMA
- 作品のデータは、ProtoPediaの公式の窓口から受け取っています。APIと呼ばれるものです。
- BANNO
- 窓口に、1枚ずつ作品をくださいと頼んでいるんですか?
- HIGEDARUMA
- そこが工夫なんです。作品の一覧を、まとめて取って手元に置いておくんですよ。
- HIGEDARUMA
- そこからランダムに1件選ぶので、毎回窓口に聞きに行かなくていいんです。
- BANNO
- 冷蔵庫に買いだめしておく感じですね。それなら出すのも速そうです。
- HIGEDARUMA
- そうなんです。作者の計測だと、作品千件分の一覧で、約2.7メガバイトだそうです。
- BANNO
- スマホの写真1枚分くらいで千件。思ったより軽いんですね。
- HIGEDARUMA
- それから、押した瞬間に、まず空のカードの枠だけを出すんです。中身は届いたら入れます。
- BANNO
- お店で、先にお冷やを出してくれる感じですね。待たされた気がしません。
- HIGEDARUMA
- うまい例えですね。この流れを、作品ページに図で載せているんですよ。
- BANNO
- 使っている道具も教えてください。
- HIGEDARUMA
- ウェブアプリの土台にNext.js、公開する場所にVercelを使っています。
- HIGEDARUMA
- PROMIDASは、ProtoPediaのデータを手軽に、速く扱うための道具です。同じ作者が作ったものなんですよ。
- BANNO
- 作者のF10さん、ずいぶん作り込んでいますね。
- HIGEDARUMA
- 作り込みすぎて、本人が記事に書いているんです。無限ProtoPediaの開発こそが無限だった罠、と。
- BANNO
- 作品の名前どおり、開発も終わらなくなったんですね。
- HIGEDARUMA
- 公開してからも直し続けて、プログラムの変更の記録が1,390回。新しい版の公開は18回です。
- BANNO
- 1,390回!もう生活の一部じゃないですか。
- HIGEDARUMA
- プレイリストの機能も、最初は、そんなもんイランはずだった、と書いているんですよ。
- BANNO
- いらないはずが、結局作っちゃったんですね。
- HIGEDARUMA
- 分析の画面で、自分の作業時間を表にしたら、休日はどこへ、という結果になったそうです。
- BANNO
- 自分の分析で、休んでいないことがバレちゃったんですね。
- BANNO
- そしてこの作品、ヒーローズ・リーグ2025で賞を取っているんですよね。
- HIGEDARUMA
- はい、ProtoPedia賞です。登録された作品を、多くの人に見てほしい。その想いを体現している、という評価でした。
- HIGEDARUMA
- 進捗をXで見るたびにニヤニヤさせてもらってます、というコメントまであるんです。
- BANNO
- 作る人が楽しんでいるのが、ちゃんと伝わっていたんですね。
- HIGEDARUMA
- そのあと作者は、PROMIDASや、かるたの作品など、ProtoPediaのデータで遊ぶ作品を次々に出しているんですよ。
- BANNO
- 1つの作品から、次の作品が生まれていく。まさに無限ですね。
- BANNO
- では、見ている人が今日できることは何でしょうか?
- HIGEDARUMA
- 無限ProtoPediaを開いて、プロトタイプのボタンを1回押してみてください。インストールもいりません。
- BANNO
- そして、気になった作品が出てきたら、作品ページを開いて、いいねを1つ押してみましょう。
- HIGEDARUMA
- 作った人には、それがいちばんうれしいんですよ。
- BANNO
- ただし、朝ぼらけまで続けないように、気をつけてくださいね。
- BANNO
- さて、今日紹介したのは、押すたびに作品と出会える、無限ProtoPediaでした。
- HIGEDARUMA
- 次回の作品でも、ゆっくりしていってね。
クレジット
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