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しゃべるたびに顔が光る!「喋ると光るヘルメット」|声がスイッチになるArduino衣装

紹介した作品: 喋ると光るヘルメットProtoPedia での反響: 閲覧 710+ ・ ♥ 0

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喋ると光るヘルメット

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    ProtoPedia の作品「喋ると光るヘルメット」を2人のMCが紹介。中の人がしゃべるたびにヘルメットの顔に光が流れ、目の光がときどきまばたきする衣装です。イベントのくす玉割り役のために生まれたきっかけ、マイク・Arduino・LED の3段で動く仕組み、残像を出すための工夫、そして『本当はグラフにしたかったけど断念』から学べる、まず光らせることの大切さまで紹介します。

    チャプター

    文字起こし(56行)
    BANNO
    ゆっくりばんのです。
    HIGEDARUMA
    ゆっくりひげだるまです。
    BANNO
    今日もProtoPediaから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
    HIGEDARUMA
    今日紹介するのは、喋ると光るヘルメット。
    BANNO
    名前のとおり、しゃべると光るんですか?
    HIGEDARUMA
    そうなんです。かぶった人が声を出すたびに、ヘルメットの顔の部分に光が流れるんですよ。
    BANNO
    写真を見ると、黒いヘルメットに、スーツ姿です。ちょっとロボットみたいですね。
    HIGEDARUMA
    顔のシールドの奥に、縦に並んだ光の列が入っているんです。しゃべるとそこに光が走って、黙ると消えるんですよ。
    BANNO
    左右に、青白い小さな光もありますね。これは何でしょうか?
    HIGEDARUMA
    それは目なんです。作品ページによると、この目の光は、たま〜にまばたきもするんですよ。
    BANNO
    まばたき!それだけで、急に生き物っぽく見えてきますね。
    BANNO
    でも、そもそも何のために作ったんでしょうか?
    HIGEDARUMA
    きっかけは、あるイベントで、くす玉を割る人の衣装として作ったそうです。
    BANNO
    くす玉割り役の衣装ですか!なかなか意外なきっかけですね。
    HIGEDARUMA
    作者の言葉が、またいいんです。「どうせ作るならカッコ良く!」。
    BANNO
    頼まれた役目を、自分も楽しめる作品に変えちゃったんですね。
    BANNO
    ヘルメットだと顔が見えないのに、光で「今しゃべった」が客席まで伝わるんですね。
    BANNO
    ボタンを押さなくても、声がそのままスイッチになっている。
    BANNO
    では、どうやって声に反応しているんでしょうか?
    HIGEDARUMA
    仕組みは、耳と、頭脳と、光の3つに分けると分かりやすいんです。
    HIGEDARUMA
    まず耳は、小さなマイクです。ただ、マイクの信号はとても弱いので、それを大きくする部品を組み合わせています。
    BANNO
    ささやき声を、メガホンで大きくするような感じですか?
    HIGEDARUMA
    まさにそうです。次に頭脳が、Arduinoという、手のひらサイズの小さなコンピューターの基板なんです。
    HIGEDARUMA
    電子工作の入門で定番の部品なんですよ。マイクから届いた声の大きさを読んで、光の点け消しを全部決めています。
    BANNO
    そして最後が、光なんですね。
    HIGEDARUMA
    はい。LEDという、小さな電球のような部品を、厚紙の枠に縦の列で並べたパネルを作っているんです。
    BANNO
    手作り感がありますね。これをシールドの内側に入れているんですね。
    HIGEDARUMA
    それで、私が感心したのが、光が「流れて」見えるための工夫なんですよ。
    HIGEDARUMA
    全部のLEDに、コンデンサを差し込める口を、別に用意しているんです。
    HIGEDARUMA
    コンデンサは、電気を少しだけためておける部品なんですよ。
    BANNO
    電気をためると、どうなるんでしょうか?
    HIGEDARUMA
    作者は、LEDに残像が残るように、と書いています。消えたあとも、光がふわっと尾を引くんです。
    BANNO
    パッと消えるより、余韻がある方が、流れているように見えますね。
    HIGEDARUMA
    もう一つ、かぶった人が、中からちゃんと外を見られるようにも工夫しているそうです。
    BANNO
    それは大事です。くす玉を割る人が前を見られなかったら、割れませんからね。
    HIGEDARUMA
    そうなんです。それと、作者が「新鮮でした」と書いている発見もあるんですよ。
    HIGEDARUMA
    パソコンのUSBから電気をとったときと、電池のときで、マイクの読み取る値が全然違ったそうなんです。
    BANNO
    同じマイクなのに、電気のとり方で変わるんですか。
    HIGEDARUMA
    そうなんです。作ってつないで、試してみて初めて分かる。電子工作の面白いところなんですよ。
    BANNO
    ここまで聞くと、もう完璧な作品に思えますね。
    HIGEDARUMA
    実は作者は、本当は音の大きさや高さに合わせて、ボリュームグラフのように光らせたかったそうなんです。
    BANNO
    音楽プレーヤーで、棒がピコピコ上下する、あの表示ですね。
    HIGEDARUMA
    そうです。でも、作品ページには、そこは断念、とはっきり書いてあるんです。
    BANNO
    断念しても、これだけ目を引く作品になっている。そこに勇気をもらえます。
    BANNO
    最初から全部を目指すより、まず光らせる。それで、ちゃんと人を楽しませられるんですね。
    HIGEDARUMA
    エンジニアとしても大賛成です。動くものを先に作れば、次に何を足すかも見えてくるんですよ。
    BANNO
    使いどころも広がりそうです。文化祭の出し物や、イベントの司会者がかぶったら、絶対に盛り上がりますね。
    HIGEDARUMA
    作ったのは、松川進さんです。2015年にProtoPediaに登録された、とても初期の作品なんですよ。
    BANNO
    10年以上前の作品なのに、今見てもワクワクしますね。
    BANNO
    今日の話を聞いて、何か光らせてみたくなった人もいると思います。
    HIGEDARUMA
    作る側の一歩なら、Arduinoの入門で、LEDを1個チカチカ点滅させるところから始めてみてください。
    HIGEDARUMA
    それができたら、次はマイクをつないで、声で点くようにする。それがこのヘルメットの心臓部なんです。
    BANNO
    作るのはまだ先、という人は、声に反応して光ったら面白そうな物を、身の回りから1つ探してみてください。
    BANNO
    作品ページには、中のLEDパネルや配線の写真もあります。ぜひのぞいてみてください。
    BANNO
    さて、今日紹介したのは、声に合わせて顔に光が流れるヘルメット、喋ると光るヘルメットでした。
    HIGEDARUMA
    次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

    クレジット

    紹介した作品
    喋ると光るヘルメット
    作者: 松川 進
    ライセンス: CC BY 4.0
    ※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
    声
    BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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