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叫ぶとマンガの主人公に!壁に映る「ドーン!!」|今更プロジェクションマッピング!?インタラクティブ型フォトスポット

紹介した作品: 今更プロジェクションマッピング!?コロナの制限下でマンガ愛を叫ぶ!インタラクティブ型フォトスポット!ProtoPedia での反響: 閲覧 1,100+ ・ ♥ 14

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今更プロジェクションマッピング!?コロナの制限下でマンガ愛を叫ぶ!インタラクティブ型フォトスポット!

    3分版もあります(作者キット)

    ProtoPedia の作品「今更プロジェクションマッピング!?コロナの制限下でマンガ愛を叫ぶ!インタラクティブ型フォトスポット!」を2人のMCが初心者目線で紹介。壁に近づくとマンガの集中線が広がり、振り返って大声を出すと「ドーン!!」の描き文字が大きくなる。自分がマンガのひとコマの主人公になれる撮影スポットです。作者は大垣女子短期大学で教えていた中村親也さん。コロナ禍で声を出せなかった学生に叫ぶ理由を、マンガコースを支えた2人の先生に追悼を、そして「自分でも作れるかも?」という気づきを。Arduino・超音波センサー・Processing・学校のプロジェクターというシンプルな組み合わせの仕組みまで。

    チャプター

    文字起こし(77行)
    BANNO
    ゆっくりばんのです。
    HIGEDARUMA
    ゆっくりひげだるまです。
    BANNO
    今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
    HIGEDARUMA
    今日紹介するのは、今更プロジェクションマッピング!?コロナの制限下でマンガ愛を叫ぶ!インタラクティブ型フォトスポット!
    BANNO
    タイトルから熱いですね!マンガ愛を叫ぶ、ってところがすごく気になります。
    HIGEDARUMA
    ひとことで言うと、壁の前で大声を出すと、自分がマンガのひとコマの主人公になれる撮影スポットなんです。
    BANNO
    作ったのは中村親也さん。岐阜県の大垣女子短期大学で、学生さんに教えていた先生なんですね。
    BANNO
    まずは、どんな体験なのかを聞かせてください。
    HIGEDARUMA
    デモ動画では、暗い部屋で、女の人が白い壁に向かって歩いていくんです。
    HIGEDARUMA
    近づくにつれて、真ん中から外へ広がる線が、壁いっぱいにぐわっと大きくなっていきます。
    BANNO
    あっ、マンガでよく見る、キャラのまわりにシュッと引いてある線ですね。
    HIGEDARUMA
    そうです、集中線です。ここに注目、という印ですね。近づくほど、自分が主役になっていくんですよ。
    HIGEDARUMA
    そして、くるっと振り返って、大きな声を出すと…
    BANNO
    出すと?
    HIGEDARUMA
    壁いっぱいに、ドーン!!という文字が現れるんです。
    BANNO
    マンガの効果音の文字ですね!声で出てくるんですか。
    HIGEDARUMA
    しかも、声が大きいほど、文字も大きくなるんです。
    BANNO
    それは思いっきり叫びたくなりますね。
    HIGEDARUMA
    動画の後半では、学生さんたちが次々に壁の前でポーズを決めていきます。
    HIGEDARUMA
    コスプレの人、着物の人、友だち同士で並ぶ人。それをスマホで撮るんです。
    BANNO
    撮った写真が、そのままマンガの見せ場のコマになるんですね。これはみんな並びますよ。
    BANNO
    ところで、プロジェクションマッピングって、建物に映像を映すあれですか?
    HIGEDARUMA
    はい。壁や建物に映像を映して、形や動きに合わせて見せる演出のことです。
    HIGEDARUMA
    この作品は、人の動きや声に反応して絵が変わる。それがタイトルの、インタラクティブ型、なんです。
    BANNO
    でも、どうして、叫ぶ、なんでしょう?
    HIGEDARUMA
    作者の中村さんは、この作品には大きく分けて3つの目的があった、と書いているんです。
    HIGEDARUMA
    そのひとつが、コロナ禍での鬱憤。コロナで、学生生活は大きく制限されました。
    BANNO
    ありましたね。マスクをして、大きな声は出さないように、って言われていた頃ですよね。
    HIGEDARUMA
    そこで、作品に声を取り入れて、自然に大きな声を出すきっかけを作る。鬱々とした雰囲気を一掃する狙いだったんです。
    BANNO
    なるほど。いきなり、大声を出して、と言われても、恥ずかしくて出せないですもんね。
    BANNO
    でも、ドーン!を大きくしたい、なら自然に叫べる。叫んでいい理由をくれる装置なんですね。
    HIGEDARUMA
    場づくりのプロのばんのさんから見ても、上手い仕掛けですか?
    BANNO
    上手いです。人を動かすときは、お願いするより、遊びにしちゃうのがいちばんなんですよ。
    BANNO
    じゃあ、なぜマンガなんでしょう?
    HIGEDARUMA
    大垣女子短期大学は、かなり早い段階からマンガコースを作った学校なんです。
    HIGEDARUMA
    そこで大きな役割を果たした、しのだひでお先生と、藤子不二雄A先生。お二人が、同じ年に亡くなったんです。
    BANNO
    藤子不二雄A先生も、関わっていらしたんですね。
    HIGEDARUMA
    中村さんは、そのことを、何か大きな道しるべのように感じた、と書いています。
    HIGEDARUMA
    お二人の功績を振り返るきっかけとして、マンガの世界に入り込めるものを作ったんです。
    BANNO
    だから集中線と、ドーン!なんですね。マンガを読んだことがあれば、説明なしで分かる言葉です。
    BANNO
    ひげだるまさん、これって、どういう仕組みで動いているんですか?
    HIGEDARUMA
    作品ページの図で、順番に見ていきますね。まず、壁の下のほうに、距離を測る部品が置いてあります。
    HIGEDARUMA
    超音波センサーといって、人には聞こえない高い音を出して、跳ね返ってくるまでの時間で距離を測るんです。
    BANNO
    コウモリみたいですね。
    HIGEDARUMA
    まさにそれです。その距離を、Arduinoという手のひらサイズの小さなコンピューターが受け取って、パソコンに渡します。
    HIGEDARUMA
    パソコンでは、Processingという、絵をプログラムで描くのが得意な道具が動いていて、距離に合わせて集中線を変えるんです。
    BANNO
    じゃあ、ドーン!のほうは?
    HIGEDARUMA
    パソコンにつないだマイクで、声の大きさを測ります。大きいほど、ドーン!の文字を大きく描くんです。
    HIGEDARUMA
    できた絵を、プロジェクターで壁に映す。これで全部です。
    BANNO
    えっ、それだけですか?
    HIGEDARUMA
    それだけなんです。測るのは、距離と声の大きさの2つ。変わる絵も、集中線と文字の2つだけ。
    HIGEDARUMA
    中村さん自身も、特別な技術などはなく、と書いているんですよ。
    BANNO
    シンプルなのに、体験はあんなに盛り上がる。見せ方しだいなんですね。
    HIGEDARUMA
    使われている道具は、この3つです。
    HIGEDARUMA
    どれも電子工作やプログラミングの入門で、よく使われる定番なんです。個人開発者としては、すごく親近感がわきますね。
    BANNO
    3つめの目的は、何だったんですか?
    HIGEDARUMA
    自分で作ることができる、です。
    HIGEDARUMA
    女子短大では、プログラミングや反応して動くコンテンツは、まだまだ遠い世界の出来事。中村さんはそう書いています。
    BANNO
    たしかに。プロジェクションマッピングって、テレビや遊園地で見るもの、って感じがしますもんね。
    HIGEDARUMA
    そこで、学校にある機材を使って、先生自身が学生の目の前で作っていく姿を見せたんです。
    BANNO
    遠い世界のものが、いつもの先生の手で、目の前でできあがっていく。
    BANNO
    それを見たら、あれ、自分にも作れるかも、って思いますよね。
    HIGEDARUMA
    まさに、その気づきのきっかけ作りを目指した、とあります。
    BANNO
    デモ動画の最後にも、こんな言葉が並んでいましたね。
    BANNO
    テクノロジーってすごい。マンガ大好き。つくるって面白い。学ぶって楽しい。
    HIGEDARUMA
    中村さんは最後に、ものづくりの面白さ、楽しさを、ちょっとでも感じてくれればと思います、と書いています。
    BANNO
    追悼、コロナ、作る楽しさ。3つの想いが、ひとつの壁に詰まっているんですね。
    HIGEDARUMA
    この作品は、ヒーローズ・リーグ2022に出展されました。
    BANNO
    作者は、中村親也さんです。
    BANNO
    学園祭や地域のイベント、お店の撮影スポットにもぴったりですね。みんなが叫んで、笑って、写真を撮っていく。
    BANNO
    今日できる、いちばん小さな一歩です。
    BANNO
    まずは作品ページで、1分ほどのデモ動画を見てみてください。叫んだ瞬間のドーン!は、見ると気持ちいいですよ。
    HIGEDARUMA
    作ってみたくなったら、無料のProcessingを入れて、声の大きさで丸の大きさが変わる絵を描いてみてください。
    HIGEDARUMA
    それが、この作品のドーン!の第一歩なんです。
    BANNO
    部屋の壁を見ながら、ここに何を映したらみんなが叫ぶかな、って考えるだけでも楽しいですね。
    BANNO
    さて、今日紹介したのは、叫ぶとマンガの主人公になれる、今更プロジェクションマッピング!?コロナの制限下でマンガ愛を叫ぶ!インタラクティブ型フォトスポット!でした。
    HIGEDARUMA
    次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

    クレジット

    紹介した作品
    今更プロジェクションマッピング!?コロナの制限下でマンガ愛を叫ぶ!インタラクティブ型フォトスポット!
    ライセンス: CC BY 4.0
    ※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
    声
    BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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