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野菜が鍵盤に!先生のための「さわれる教材」の素材 causal SW

紹介した作品: causal SW:電子工作応用教具作成用素材の情報共有コミュニティーProtoPedia での反響: 閲覧 6,000+ ・ ♥ 18

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causal SW:電子工作応用教具作成用素材の情報共有コミュニティー

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    ProtoPedia の作品「causal SW」を2人のMCが初心者目線で紹介。アルミカップに置いた野菜が鍵盤になり、100均の釣りおもちゃが200円で音つき釣りゲームに。電子工作の難しい所を下ごしらえ済みにして、先生が身近な材料で『さわったら鳴る』教材を作れるようにした素材と、そのレシピを持ち寄るコミュニティです。

    チャプター

    文字起こし(72行)
    BANNO
    ゆっくりばんのです。
    HIGEDARUMA
    ゆっくりひげだるまです。
    BANNO
    今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
    HIGEDARUMA
    今日紹介するのは、causal SW。電子工作の教材づくりの素材と、その情報を共有する場所なんです。
    BANNO
    教材づくりの素材、ですか。ちょっと想像がつかないですね。
    HIGEDARUMA
    たとえば、リンゴやピーマンを並べて、さわると音が鳴る。野菜が楽器の鍵盤になるんですよ。
    BANNO
    野菜が鍵盤!それを、電子工作が苦手な先生でも作れるんですか?
    HIGEDARUMA
    そうなんです。難しい所は全部、箱の中で下ごしらえ済み。料理でいう、下ごしらえ済みの素材なんですよ。
    BANNO
    料理のたとえ、わかりやすいですね。じっくり見ていきましょう。
    BANNO
    まずは作例から聞きたいです。野菜の鍵盤って、どうやって作るんですか?
    HIGEDARUMA
    100円ショップのアルミのマドレーヌカップを平らにして、板に貼る。その上に野菜を載せるだけです。
    BANNO
    載せるだけ!配線をつなぐ作業は、どうするんですか?
    HIGEDARUMA
    アルミカップとcausal SWを、ワニ口のついた線でつなぐだけなんです。
    HIGEDARUMA
    しかも作者さん、途中で面白い発見をしていて。握ったピーマンの先でたたいても、ちゃんと鳴ったんですよ。
    BANNO
    ピーマンがバチになるんですか。それは子どもも大人も、思わず笑っちゃいますね。
    HIGEDARUMA
    作者さんも、見慣れた野菜が鍵盤になる意外さは、子どもにも大人にも説明いらず、と書いています。
    BANNO
    ほかにも作例はあるんですか?
    HIGEDARUMA
    100円ショップの木の釣りおもちゃを改造して、魚が釣れた瞬間にバシャバシャと鳴る釣りゲームもあります。
    BANNO
    釣れた瞬間に音が鳴ったら、それだけで盛り上がりそうです。費用はどれくらいですか?
    HIGEDARUMA
    魚3匹のセットと釣り竿を100円ショップで買って、合計200円。作者さんも、200円とは思えない出来栄え、と。
    BANNO
    200円で授業の道具が1つできる。先生にはうれしい金額ですね。
    HIGEDARUMA
    ゴミ箱をゴールにして、ボールが入ると歓声が鳴るゲームもあるんですよ。ボール2個とゴミ箱と中敷きで、3点合わせて300円です。
    BANNO
    ゴールで歓声!体育の授業で使ったら、みんなで盛り上がれますね。
    BANNO
    でも、そもそもどうして、こういう道具が必要なんでしょう。今は1人1台タブレットの時代ですよね。
    HIGEDARUMA
    そこなんです。タブレットの画面だけでは、学びにくい子もいるんですよ。
    BANNO
    画面だと学びにくい、というと、たとえばどんな子でしょう。
    HIGEDARUMA
    画面の絵より、さわれる本物のほうが分かる子。小さなアイコンを正確にタップするのが難しい子です。
    HIGEDARUMA
    それから、電車や猫みたいな好きなものや好きな音なら、長く集中できる子もいます。
    BANNO
    なるほど。その子に合う形なら、ぐっと分かりやすくなるわけですね。
    HIGEDARUMA
    そうなんです。でも、その子に何が効くかを一番わかっている担任の先生は、とにかく忙しいんですよ。
    BANNO
    アイデアを思いついても、電子工作を一から勉強する時間はないですよね。
    HIGEDARUMA
    まさにそこです。だから、電子工作とプログラムの難しい部分を、先に済ませた素材にしたんです。
    BANNO
    先生は、さわる物と鳴らす音を足すだけ。料理でいうと、仕上げの味付けだけすればいいんですね。
    HIGEDARUMA
    ちなみに名前のコーザルは、原因と結果、という意味の英語なんです。
    BANNO
    自分がさわったから、音が鳴った。その、つながりに気づく体験、ということですか。
    HIGEDARUMA
    そうです。自分で起こせた、という手応えを届けたい。それがこの名前に込められているんですよ。
    BANNO
    では中身です。箱の中で、何が下ごしらえされているんでしょう。
    HIGEDARUMA
    入口、頭脳、出口の3つで考えると分かりやすいです。まず入口は、さわる所を12か所までつなげます。
    BANNO
    さわったって、機械はどうやって分かるんですか?
    HIGEDARUMA
    人がさわると、体の電気が少しだけ流れ込みます。その変化を感じ取るんです。野菜は水分が多くて電気を通すので、野菜ごしにさわっても分かるんですよ。
    BANNO
    だから野菜でもアルミでも、スイッチになるんですね。
    HIGEDARUMA
    もう1つの入口が、揺れや傾きを感じ取るセンサー。無線なので、本体から40メートルほど離れても届きます。
    BANNO
    ゴミ箱のゴールについていたのは、これですね。ボールが入った揺れで鳴る、と。
    HIGEDARUMA
    そうです。頭脳は、M5StampS3という手のひらに載る小さなコンピューター。出口は、スピーカーと光るLEDです。
    BANNO
    鳴らす音は、どうやって決めるんですか?
    HIGEDARUMA
    SDカードに、番号で始まる名前の音のファイルを入れるだけ。0001ドッグなら、1番の所をさわると犬の声です。
    BANNO
    パソコンでプログラムを書かなくていいんですね。それなら私でもできそうです。
    HIGEDARUMA
    電源を入れたら、すぐ使えます。部品は、M5Stackという小さなコンピューターのシリーズが中心なんですよ。
    BANNO
    授業で使うとなると、うまく反応しないと困りますよね。
    HIGEDARUMA
    そこにも工夫があって。電源を入れた瞬間に、12か所それぞれの、さわったかどうかの境目を自動で測って決めるんです。
    BANNO
    つなぐ物が野菜でもクリップでも、それぞれに合わせてくれるんですね。
    HIGEDARUMA
    さらに、さわった瞬間ではなく、手を離した瞬間に鳴らす設定もあります。
    BANNO
    離した瞬間に?それは、どんな時に役立つんですか?
    HIGEDARUMA
    目の見えない子が、手でさわって形を確かめている途中で、鳴ってしまわないようにです。
    BANNO
    確かめ終わってから鳴る。やさしい工夫ですね、すてきです。
    HIGEDARUMA
    作者さんも試行錯誤していて、サツマイモの表面が乾くと反応が不安定になったので、濡れ布巾で湿らせたそうです。
    BANNO
    濡れ布巾!料理の素材っぽさが、ここでも出てますね。
    BANNO
    タイトルに、情報共有コミュニティーとありますよね。これはどういう意味でしょう。
    HIGEDARUMA
    この作品ページは、使った先生が作り方や授業の記録を持ち寄る場所になっているんです。作者さんはそれを、調理レシピと呼んでいます。
    BANNO
    レシピが集まるほど、次の先生がまねしやすくなる。料理のレシピサイトみたいな仕組みですね。
    HIGEDARUMA
    実際に、特別支援学校の体育や節分の授業で使われた記録も、どんどん増えているんですよ。
    BANNO
    作ったのは、どんな方なんですか?
    HIGEDARUMA
    教材自作部の篠田さんです。大学院の研究で、先生たちが子どもに合わせて教材を手作りする姿に関心を持ったのが始まりなんです。
    BANNO
    現場の先生を、ずっと支えてきた方なんですね。受賞もしているとか。
    HIGEDARUMA
    はい。M5Stack Japan Creativity Contest 2023の商業アイデア賞、ヒーローズ・リーグ 2023のマウザーヒーロー賞を受賞しています。
    HIGEDARUMA
    さらに、学習デジタル教材コンクールでも、日本児童教育振興財団賞をもらっているんです。
    BANNO
    技術のコンテストからも、教育のコンクールからも認められている。両方から評価されているのがすごいですね。
    BANNO
    今日の話を聞いて、身の回りの物で、さわったら鳴ったら楽しいものって何だろう、と考えちゃいました。
    HIGEDARUMA
    それがいいんです。まずは作例の一覧ページを1つ開いて、どんな物がスイッチになっているか見てみてください。
    BANNO
    授業で使ってみたい先生は、教材自作部のホームページから作者さんに問い合わせもできますよ。
    BANNO
    さて、今日紹介したのは、野菜もおもちゃも楽器やゲームに変える教材づくりの素材、causal SWでした。
    HIGEDARUMA
    次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

    クレジット

    紹介した作品
    causal SW:電子工作応用教具作成用素材の情報共有コミュニティー
    ライセンス: CC BY 4.0
    ※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
    声
    BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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