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鉛筆削りが来てくれる、ゴミ捨ては自動で|toioとScratchで作った「机の上の便利アイテム」
ProtoPedia の作品「机の上の便利アイテム -えんぴつけずる〜の・ホーキ&コンテーナ-」を2人のMCが紹介。手を動かして合図すると鉛筆削りが手元まで来て、削り終えると帰っていく「えんぴつけずる〜の」と、2台のロボットでゴミを集めてキー1つで自動でゴミ捨てまでする「ホーキ&コンテーナ」。小さなロボット toio、ブロックで作るプログラミング Scratch、カメラで手首の位置を読む AI の組み合わせ方を、初めての人にも分かるように解説します。
チャプター
0:00オープニング0:20えんぴつけずる〜の + ホーキ&コンテーナ1:00鉛筆削りがきてくれればいいのにな2:45カメラ + AI で手首の位置を見つける4:18楽しく、楽に掃除ができるといい6:00妄想レベルの高いアイデアを、しっかりと実現6:40今日の一歩: 机の上の「めんどくさい」を1つメモ7:34エンディング
文字起こし(68行)
- BANNO
- ゆっくりばんのです。
- HIGEDARUMA
- ゆっくりひげだるまです。
- BANNO
- 今日もProtoPediaから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
- HIGEDARUMA
- 今日紹介するのは、机の上の便利アイテム、えんぴつけずる〜の・ホーキ&コンテーナ。
- BANNO
- 名前がかわいいですね。机の上の便利アイテム、ということは、道具が2つあるんですか?
- HIGEDARUMA
- そうなんです。鉛筆削りの「えんぴつけずる〜の」と、お掃除の「ホーキ&コンテーナ」の2つです。
- BANNO
- どちらも、勉強机の上でよくある「めんどくさい」を片づけてくれる道具なんですよね。
- BANNO
- まずは鉛筆削りから。勉強していると、鉛筆の先がだんだん丸くなってきますよね。
- HIGEDARUMA
- なりますね。で、削りたいけど、鉛筆削りは棚の上。取りに行くのがちょっと面倒なんです。
- BANNO
- 分かります。立ち上がった瞬間に、集中が切れちゃうんですよね。
- HIGEDARUMA
- 作者のkokuさんも、まさにそこからなんです。「鉛筆削りがきてくれればいいのにな」と思って作ったそうです。
- BANNO
- 取りに行くんじゃなくて、鉛筆削りのほうから来てくれる。発想が逆なんですね。
- HIGEDARUMA
- そうなんです。運んでくるのは、トイオという手のひらサイズの四角いロボットです。
- BANNO
- ソニーのロボットのおもちゃですよね。上に何かを載せて走れるんですか?
- HIGEDARUMA
- はい。専用のマットの上なら、自分がどこにいるか分かるので、決めた場所まで走れるんです。
- BANNO
- じゃあ実際の流れを教えてください。鉛筆を削りたくなったら、どうするんですか?
- HIGEDARUMA
- まず、手前のトイオに鉛筆を置いて、手を動かして合図します。
- HIGEDARUMA
- すると、鉛筆削りを載せたもう1台のトイオが、手元まで走ってくるんです。
- BANNO
- おお、本当に来てくれるんですね。削っている間はどうなるんですか?
- HIGEDARUMA
- 削っている間は、トイオから音楽が流れます。ちょっとしたごほうびタイムですね。
- BANNO
- 楽しい!それで、削り終わったら?
- HIGEDARUMA
- 勉強に戻ると音楽が止まって、鉛筆削りは元の場所へ、自分で帰っていくんです。
- BANNO
- 来て、待って、帰る。片づけまでしてくれるのがいいですね。
- BANNO
- 審査員の方も「なめらかに動く鉛筆削りは、ペットのように愛らしい」とコメントしていました。
- BANNO
- でも、手を動かしただけで、どうして「削りたい」って分かるんですか?
- HIGEDARUMA
- そこがこの作品の心臓部なんです。机の横にカメラを置いて、手首の位置を見ているんですよ。
- HIGEDARUMA
- カメラの映像から手首がどこにあるかを見つけるのは、AI、つまり人工知能の仕事です。
- BANNO
- AIが、映像の中の手首を探してくれるんですね。
- HIGEDARUMA
- はい。見るのは横方向の位置だけ。手が横に動いたら、「勉強中」から「削る」に切り替えるんです。
- BANNO
- ボタンを押さなくても、手の動きがそのまま合図になるんですね。
- HIGEDARUMA
- 全体の組み立てを整理すると、こうなります。トイオは2台で、役割を分けているんです。
- BANNO
- 1台は鉛筆の台と音楽係、もう1台が運び係。チームで働いているんですね。
- BANNO
- これ、プログラムを書くのは難しそうですけど……。
- HIGEDARUMA
- それが、Scratchで作っているんです。命令のブロックを、パズルみたいに並べてプログラムを作る道具です。
- HIGEDARUMA
- カメラのAIも、Scratchから使えるようにする拡張機能を組み合わせています。文字のコードは書いていないんですよ。
- BANNO
- えっ、ブロックだけで、カメラのAIとロボットがつながるんですか。
- HIGEDARUMA
- つながるんです。ただ作者も、「手の位置を読み取って動くまでのプログラミングが大変でした」と書いています。
- BANNO
- 道具は手軽でも、ちゃんと動くまで粘ったんですね。そこ、かっこいいです。
- BANNO
- 続いて、もう1つの「ホーキ&コンテーナ」です。こちらはお掃除なんですよね。
- HIGEDARUMA
- はい。作者は掃除が苦手で、「楽しく、楽に掃除ができるといい」と思って作ったそうです。
- BANNO
- その気持ち、すごく分かります。どんなロボットなんですか?
- HIGEDARUMA
- トイオが2台です。ほうきの形をした「ホーキ」と、ゴミを入れる箱の「コンテーナ」。作者はまとめて「オソウジーズ」と呼んでいます。
- BANNO
- オソウジーズ!名前からして楽しそうですね。どうやって動かすんですか?
- HIGEDARUMA
- パソコンのキーボードで操作します。ホーキでゴミを集めて、コンテーナに入れていくんです。
- BANNO
- 2台を操るなんて、ちょっとしたゲームみたいですね。
- HIGEDARUMA
- そして見どころはここから。Eのキーを1つ押すと、コンテーナがゴミ置き場まで、自分で走っていくんです。
- BANNO
- 自動運転ですか!着いたら、ゴミはどうやって捨てるんでしょう?
- HIGEDARUMA
- コンテーナには、ホーキについている棒を差し込む仕掛けがあって、その棒で中のゴミを突き落とすんです。
- BANNO
- 集めて、運んで、捨てるまで。ブロックの工作と機械の仕掛けで、ちゃんと形になっているんですね。
- HIGEDARUMA
- ほうきが倒れないように、バランスと形も工夫したそうです。
- BANNO
- 作ってみて、作者はどう感じたんでしょう?
- HIGEDARUMA
- 「この子たちがいたら、お掃除がとても楽になると強く実感しました」と書いています。
- HIGEDARUMA
- それと、「お掃除の大変さを知ることができました」とも。
- BANNO
- ロボットに掃除をさせようとして、掃除の大変さに気づく。いい話ですね。
- BANNO
- この作品は、ヒーローズ・リーグ2025で、賞を2つ受賞しています。
- HIGEDARUMA
- 「トイオとAIで見たことない体験!賞」と、「ノーコード・ローコード賞」ですね。
- BANNO
- ノーコードって、文字のプログラムをほとんど書かずに作る、ということですか?
- HIGEDARUMA
- そうです。Scratchのブロックだけで、ここまで作ったところが評価されたんだと思います。
- BANNO
- 審査員の方は「妄想レベルの高いアイデアを、しっかりと実現してしまったところが素晴らしい」と。
- HIGEDARUMA
- 「来てくれたらいいのに」という妄想を、本当に動く形にした。作ったのはkokuさんです。
- BANNO
- 今日の作品を見て思ったのは、「めんどくさい」って、作品の種なんだなということです。
- HIGEDARUMA
- 本当にそうですね。しかも、小さなロボットとブロックのプログラミングで、ここまで形にできるんです。
- BANNO
- 私みたいにプログラミングをしたことがない人は、まず何から始めればいいでしょう?
- HIGEDARUMA
- 今日できる一歩は、自分の机の上の「めんどくさい」を、1つだけメモすることです。
- HIGEDARUMA
- そのあとScratchのサイトを開いて、ブロックを1つ動かしてみる。それだけで十分なスタートです。
- BANNO
- それなら今日できますね。作品ページには、動いている様子の動画もありますよ。
- BANNO
- さて、今日紹介したのは、鉛筆削りが来てくれて、ゴミ捨てまで自動でこなす、机の上の便利アイテムでした。
- HIGEDARUMA
- 次回の作品でも、ゆっくりしていってね。
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