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鉛筆削りが来てくれる、ゴミ捨ては自動で|toioとScratchで作った「机の上の便利アイテム」

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机の上の便利アイテム -えんぴつけずる〜の・ホーキ&コンテーナ-

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    ProtoPedia の作品「机の上の便利アイテム -えんぴつけずる〜の・ホーキ&コンテーナ-」を2人のMCが紹介。手を動かして合図すると鉛筆削りが手元まで来て、削り終えると帰っていく「えんぴつけずる〜の」と、2台のロボットでゴミを集めてキー1つで自動でゴミ捨てまでする「ホーキ&コンテーナ」。小さなロボット toio、ブロックで作るプログラミング Scratch、カメラで手首の位置を読む AI の組み合わせ方を、初めての人にも分かるように解説します。

    チャプター

    文字起こし(68行)
    BANNO
    ゆっくりばんのです。
    HIGEDARUMA
    ゆっくりひげだるまです。
    BANNO
    今日もProtoPediaから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
    HIGEDARUMA
    今日紹介するのは、机の上の便利アイテム、えんぴつけずる〜の・ホーキ&コンテーナ。
    BANNO
    名前がかわいいですね。机の上の便利アイテム、ということは、道具が2つあるんですか?
    HIGEDARUMA
    そうなんです。鉛筆削りの「えんぴつけずる〜の」と、お掃除の「ホーキ&コンテーナ」の2つです。
    BANNO
    どちらも、勉強机の上でよくある「めんどくさい」を片づけてくれる道具なんですよね。
    BANNO
    まずは鉛筆削りから。勉強していると、鉛筆の先がだんだん丸くなってきますよね。
    HIGEDARUMA
    なりますね。で、削りたいけど、鉛筆削りは棚の上。取りに行くのがちょっと面倒なんです。
    BANNO
    分かります。立ち上がった瞬間に、集中が切れちゃうんですよね。
    HIGEDARUMA
    作者のkokuさんも、まさにそこからなんです。「鉛筆削りがきてくれればいいのにな」と思って作ったそうです。
    BANNO
    取りに行くんじゃなくて、鉛筆削りのほうから来てくれる。発想が逆なんですね。
    HIGEDARUMA
    そうなんです。運んでくるのは、トイオという手のひらサイズの四角いロボットです。
    BANNO
    ソニーのロボットのおもちゃですよね。上に何かを載せて走れるんですか?
    HIGEDARUMA
    はい。専用のマットの上なら、自分がどこにいるか分かるので、決めた場所まで走れるんです。
    BANNO
    じゃあ実際の流れを教えてください。鉛筆を削りたくなったら、どうするんですか?
    HIGEDARUMA
    まず、手前のトイオに鉛筆を置いて、手を動かして合図します。
    HIGEDARUMA
    すると、鉛筆削りを載せたもう1台のトイオが、手元まで走ってくるんです。
    BANNO
    おお、本当に来てくれるんですね。削っている間はどうなるんですか?
    HIGEDARUMA
    削っている間は、トイオから音楽が流れます。ちょっとしたごほうびタイムですね。
    BANNO
    楽しい!それで、削り終わったら?
    HIGEDARUMA
    勉強に戻ると音楽が止まって、鉛筆削りは元の場所へ、自分で帰っていくんです。
    BANNO
    来て、待って、帰る。片づけまでしてくれるのがいいですね。
    BANNO
    審査員の方も「なめらかに動く鉛筆削りは、ペットのように愛らしい」とコメントしていました。
    BANNO
    でも、手を動かしただけで、どうして「削りたい」って分かるんですか?
    HIGEDARUMA
    そこがこの作品の心臓部なんです。机の横にカメラを置いて、手首の位置を見ているんですよ。
    HIGEDARUMA
    カメラの映像から手首がどこにあるかを見つけるのは、AI、つまり人工知能の仕事です。
    BANNO
    AIが、映像の中の手首を探してくれるんですね。
    HIGEDARUMA
    はい。見るのは横方向の位置だけ。手が横に動いたら、「勉強中」から「削る」に切り替えるんです。
    BANNO
    ボタンを押さなくても、手の動きがそのまま合図になるんですね。
    HIGEDARUMA
    全体の組み立てを整理すると、こうなります。トイオは2台で、役割を分けているんです。
    BANNO
    1台は鉛筆の台と音楽係、もう1台が運び係。チームで働いているんですね。
    BANNO
    これ、プログラムを書くのは難しそうですけど……。
    HIGEDARUMA
    それが、Scratchで作っているんです。命令のブロックを、パズルみたいに並べてプログラムを作る道具です。
    HIGEDARUMA
    カメラのAIも、Scratchから使えるようにする拡張機能を組み合わせています。文字のコードは書いていないんですよ。
    BANNO
    えっ、ブロックだけで、カメラのAIとロボットがつながるんですか。
    HIGEDARUMA
    つながるんです。ただ作者も、「手の位置を読み取って動くまでのプログラミングが大変でした」と書いています。
    BANNO
    道具は手軽でも、ちゃんと動くまで粘ったんですね。そこ、かっこいいです。
    BANNO
    続いて、もう1つの「ホーキ&コンテーナ」です。こちらはお掃除なんですよね。
    HIGEDARUMA
    はい。作者は掃除が苦手で、「楽しく、楽に掃除ができるといい」と思って作ったそうです。
    BANNO
    その気持ち、すごく分かります。どんなロボットなんですか?
    HIGEDARUMA
    トイオが2台です。ほうきの形をした「ホーキ」と、ゴミを入れる箱の「コンテーナ」。作者はまとめて「オソウジーズ」と呼んでいます。
    BANNO
    オソウジーズ!名前からして楽しそうですね。どうやって動かすんですか?
    HIGEDARUMA
    パソコンのキーボードで操作します。ホーキでゴミを集めて、コンテーナに入れていくんです。
    BANNO
    2台を操るなんて、ちょっとしたゲームみたいですね。
    HIGEDARUMA
    そして見どころはここから。Eのキーを1つ押すと、コンテーナがゴミ置き場まで、自分で走っていくんです。
    BANNO
    自動運転ですか!着いたら、ゴミはどうやって捨てるんでしょう?
    HIGEDARUMA
    コンテーナには、ホーキについている棒を差し込む仕掛けがあって、その棒で中のゴミを突き落とすんです。
    BANNO
    集めて、運んで、捨てるまで。ブロックの工作と機械の仕掛けで、ちゃんと形になっているんですね。
    HIGEDARUMA
    ほうきが倒れないように、バランスと形も工夫したそうです。
    BANNO
    作ってみて、作者はどう感じたんでしょう?
    HIGEDARUMA
    「この子たちがいたら、お掃除がとても楽になると強く実感しました」と書いています。
    HIGEDARUMA
    それと、「お掃除の大変さを知ることができました」とも。
    BANNO
    ロボットに掃除をさせようとして、掃除の大変さに気づく。いい話ですね。
    BANNO
    この作品は、ヒーローズ・リーグ2025で、賞を2つ受賞しています。
    HIGEDARUMA
    「トイオとAIで見たことない体験!賞」と、「ノーコード・ローコード賞」ですね。
    BANNO
    ノーコードって、文字のプログラムをほとんど書かずに作る、ということですか?
    HIGEDARUMA
    そうです。Scratchのブロックだけで、ここまで作ったところが評価されたんだと思います。
    BANNO
    審査員の方は「妄想レベルの高いアイデアを、しっかりと実現してしまったところが素晴らしい」と。
    HIGEDARUMA
    「来てくれたらいいのに」という妄想を、本当に動く形にした。作ったのはkokuさんです。
    BANNO
    今日の作品を見て思ったのは、「めんどくさい」って、作品の種なんだなということです。
    HIGEDARUMA
    本当にそうですね。しかも、小さなロボットとブロックのプログラミングで、ここまで形にできるんです。
    BANNO
    私みたいにプログラミングをしたことがない人は、まず何から始めればいいでしょう?
    HIGEDARUMA
    今日できる一歩は、自分の机の上の「めんどくさい」を、1つだけメモすることです。
    HIGEDARUMA
    そのあとScratchのサイトを開いて、ブロックを1つ動かしてみる。それだけで十分なスタートです。
    BANNO
    それなら今日できますね。作品ページには、動いている様子の動画もありますよ。
    BANNO
    さて、今日紹介したのは、鉛筆削りが来てくれて、ゴミ捨てまで自動でこなす、机の上の便利アイテムでした。
    HIGEDARUMA
    次回の作品でも、ゆっくりしていってね。

    クレジット

    紹介した作品
    机の上の便利アイテム -えんぴつけずる〜の・ホーキ&コンテーナ-
    作者: koku
    ライセンス: CC BY 4.0
    ※作品の画像・動画は、紹介のために切り抜き・編集して使用しています。
    声
    BANNO さんと HIGEDARUMA さんの録音をもとにした合成音声です。

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