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ポーズを決めたら、AIがアメコミのヒーローに変身させる「Boom!ヒーロー!!」|撮影係いらずのフォトブース
ProtoPedia の作品「Boom!ヒーロー!! - ポーズを決めろ!その瞬間、キミは主役のヒーローだ -」を2人のMCが初心者目線で紹介。カメラの前でポーズを決めるだけで、AI(Gemini)が「顔はある?ポーズは決まってる?」を見極め、アメコミ風のヒーロー写真に描き変えてLINE・会場のスライドショー・メタバース(MetaMe)に届けます。ヒーローズ・リーグ 2025 Spresense賞・MetaMe賞。
チャプター
文字起こし(80行)
- BANNO
- ゆっくりばんのです。
- HIGEDARUMA
- ゆっくりひげだるまです。
- BANNO
- 今日もプロトペディアから、とびきり面白い作品を紹介していきますよ。
- HIGEDARUMA
- 今日紹介するのは、「Boom!ヒーロー!! - ポーズを決めろ!その瞬間、キミは主役のヒーローだ -」。
- BANNO
- タイトルからもう熱いですね!ポーズを決めると、どうなるんですか?
- HIGEDARUMA
- カメラの前でポーズを決めるだけで、アメコミのヒーローみたいな写真に変身できるんです。
- BANNO
- アメコミって、アメリカのヒーローマンガのことですよね。太い線で、色が派手な。
- HIGEDARUMA
- そうです。しかも、シャッターを押す人がいなくても、勝手に撮ってくれるんですよ。
- BANNO
- えっ、誰も押さないのに?それは気になります。順番に見ていきましょう。
- BANNO
- まずは、使う人の目線で見ていきますね。カメラの前に立って、ヒーローのポーズを決めます。
- HIGEDARUMA
- すると、1分もかからずに、こんな写真になって返ってくるんです。
- HIGEDARUMA
- 太い輪郭線に、派手な色。それに「POW!」みたいな、効果音の文字まで入るんですよ。
- BANNO
- わあ、背景に集中線まで入って、完全にマンガの1コマですね。
- BANNO
- 撮った写真は、どこで見られるんですか?
- HIGEDARUMA
- まずは、スマホのLINEに届きます。元の写真と、ヒーローになった写真の、両方なんです。
- HIGEDARUMA
- メッセージには「ヒーロー、見参!」の文字と、「他の人に共有する」ボタンが付いています。
- BANNO
- 届いたその場で、友達に送れるんですね。パーティーなら、全員に配れちゃいます。
- HIGEDARUMA
- 次は、会場の大きな画面です。みんなのヒーロー写真が、2〜3秒ごとに入れ替わる、スライドショーで流れるんですよ。
- HIGEDARUMA
- 写真の横に出る、QRコードをスマホで読むと、自分のヒーロー写真を受け取れます。
- BANNO
- 自分の写真が大画面に出てきたら、ちょっと照れますけど、うれしいですね。
- HIGEDARUMA
- さらに、もう1か所。メタバースにも飾られるんです。
- BANNO
- メタバースって、ネットの中にある、仮想の街みたいなところですよね?
- HIGEDARUMA
- そうです。NTTドコモの、MetaMeという仮想空間で、壁いっぱいにヒーロー写真が貼られて、アバターで歩いて見て回れるんです。
- BANNO
- 写真展みたいですね。1枚の写真が、手元のスマホと、会場と、仮想の街の、3か所に届くんだ。
- HIGEDARUMA
- デモ動画では、これなら写真が恥ずかしい人でも撮ってくれますね、と紹介されていました。
- BANNO
- わかります。集合写真って、端っこに逃げちゃう人がいますよね。ヒーローになれるなら、前に出てきてくれそうです。
- BANNO
- ここで素朴な疑問です。誰もシャッターを押さないのに、どうやって、撮るべき1枚が分かるんですか?
- HIGEDARUMA
- シャッター係は、AIなんです。
- HIGEDARUMA
- まずカメラは、ソニーのSpresense。手のひらに乗るくらいの、小さなコンピューターの板です。
- HIGEDARUMA
- これにカメラを付けて、写真を何枚も、続けて撮っていきます。
- BANNO
- 続けて撮るだけだと、ポーズの途中の、変な顔も撮れちゃいますよね。
- HIGEDARUMA
- そこで、撮った写真を1枚ずつ、GoogleのAI、Geminiに見せて、2つの質問に、はいか、いいえで答えてもらうんです。
- HIGEDARUMA
- 1つめは、人の顔が写っていますか。2つめは、ポーズを決めていますか。
- BANNO
- 両方とも「はい」のときだけ、ヒーローに描き変えるんですね。
- HIGEDARUMA
- その通りです。どちらかが「いいえ」なら、その写真は使わずに、次の1枚を撮りにいきます。
- HIGEDARUMA
- 開発中の画面にも、顔「Yes」、ポーズ「Yes」という答えが並んでいるんですよ。
- BANNO
- なるほど。AIが「今のは決まってる!」と見極めて、その1枚だけを選んでくれるわけですね。
- HIGEDARUMA
- 描き変えも、同じGeminiにお願いしています。太い線と、派手な色と、効果音の文字を入れて、アメコミ風にしてもらうんです。
- BANNO
- 写真を見て判断するのも、絵を描き変えるのも、同じAIなんですね。
- HIGEDARUMA
- 全体の流れを、構成図で見てみましょう。
- HIGEDARUMA
- 写真はケーブルでパソコンに送られて、パソコンで動くPythonのプログラムが、Geminiとのやり取りを受け持ちます。
- BANNO
- パソコンが、カメラとAIのあいだを、取り持っているんですね。
- HIGEDARUMA
- できた写真は、Supabaseという、クラウドの写真置き場にしまわれて、そこから、LINE、Web、MetaMeに配られるんです。
- BANNO
- カメラ、AI、写真置き場、LINE。いろんなものが、リレーみたいにつながっているんですね。
- BANNO
- ところで、Spresenseのカメラが無いと、遊べないんですか?
- HIGEDARUMA
- 実は、入り口がもう1つあるんです。LINEの公式アカウントに、写真を送るだけでも、ヒーローにしてもらえるんですよ。
- BANNO
- えっ、ポーズを決めていない写真でも、いいんですか?
- HIGEDARUMA
- こちらはポーズの判定はなしで、送った写真は全部描き変えます。
- HIGEDARUMA
- 待っているあいだは「画像を編集中です」というメッセージと、くまのスタンプが出て、待たせてくれるんですよ。
- BANNO
- 旅行先で撮った写真を送っても、ヒーローになれるんですね。
- BANNO
- 撮ってから届くまで、どのくらい待つんですか?
- HIGEDARUMA
- 構成図に目安が書いてあります。撮られてから、LINEにヒーロー写真が届くまで、1枚あたり、およそ20秒から50秒です。
- HIGEDARUMA
- いちばん時間がかかるのは、描き変えで、10秒から30秒。AIが1枚の絵を描き直しているんですから、むしろ速いくらいなんです。
- BANNO
- 1分かからずにヒーローになれるなら、イベントで行列ができても、どんどん回せそうですね。
- HIGEDARUMA
- 使われている道具は、この4つです。
- HIGEDARUMA
- SpresenseもGeminiもLINEも、個人で手に入れたり、使い始めたりできる道具です。
- BANNO
- 特別な道具じゃなくても、組み合わせ次第で、ここまで楽しい体験になるんですね。
- BANNO
- そもそも、どうしてこれを作ろうと思ったんでしょう?
- HIGEDARUMA
- 作者のストーリーには、こう書いてあります。「誰でも簡単にヒーローになれたら楽しいのでは?」
- HIGEDARUMA
- イベントやパーティーで、ポーズを決めるだけで、その場でアメコミ風の写真ができて、みんなで共有できる。そんな体験を作りたかったそうです。
- BANNO
- シンプルな思いつきですね。しかも、撮影から通知まで、人の手を一切介さない、というところまで、こだわっているんですね。
- HIGEDARUMA
- 生まれたのは、「#ヒーローズリーグ 2025 ハイブリット・ハッカソン」です。
- BANNO
- ハッカソン!決められた時間の中で、チームで作品を作り上げる、あのお祭りですね。
- HIGEDARUMA
- そして、ヒーローズ・リーグ 2025で、Spresense賞と、MetaMe賞の、2つの賞を受けているんです。
- BANNO
- ダブル受賞!どんなところが評価されたんですか?
- HIGEDARUMA
- Spresense賞の講評では「Spresenseで撮影した写真を、より楽しくエンターテイメントとして楽しめる形にした発想が面白い」と書かれています。
- HIGEDARUMA
- MetaMe賞では、LINEだけでなく、メタバースに映して「大勢でのコミュニケーションにつなげられる」楽しさを形にした、という点が選ばれた理由です。
- BANNO
- ひとりの記念写真で終わらせずに、みんなで盛り上がる形にした。そこがちゃんと伝わったんですね。
- BANNO
- 作ったのは、内西 功一さんたち、3人のチームです。
- HIGEDARUMA
- ハッカソンの開催は、2025年10月11日。作品ページでは、その次の日に、完成となっています。
- BANNO
- カメラからAI、LINE、メタバースまで、一気につないじゃうんですから、チームの力ですね。
- BANNO
- 使いどころを考えると、結婚式の二次会、子ども会、会社のイベント。どこでもウケそうです。
- HIGEDARUMA
- 作者も、イベント会場の大画面や、パーティーでの共有、誰でも楽しめるフォトブースといった使い方を挙げています。
- BANNO
- では、今日できる、いちばん小さな一歩です。
- BANNO
- 画像を作れるAIのアプリに、自分の写真を1枚見せて「アメコミ風にして」と頼んでみてください。
- HIGEDARUMA
- もう1つ。同じ写真で「この人はポーズを決めていますか?はいか、いいえで答えて」と聞いてみてください。
- HIGEDARUMA
- AIが「はい」と答えたら、何かが動く。この作品の仕掛けは、その一言から始まっているんです。
- BANNO
- 私は、次のイベントの集合写真で試してみようかな。全員ヒーローになったら、絶対に盛り上がります。
- BANNO
- さて、今日紹介したのは、ポーズを決めるだけで、アメコミのヒーローになれる「Boom!ヒーロー!!」でした。
- HIGEDARUMA
- 次回の作品でも、ゆっくりしていってね。
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